先日の医療保険は本当に損するのかに続く医療保険第2弾です。
今回は医療保険の特約にある入院一時給付金について調べてみましょう。
1 入院一時給付金とは?
入院一時給付金とは、病気やケガで入院をしたときに、まとまったお金が一度に給付される医療保険のことです。
普通の医療保険は入院1日につき〇〇円が支払われますが、入院一時給付金は入院1回につき〇〇万円が支払われる仕組みになっています。
むかしは入院日数は長期化していましたが、医療技術の進歩と医療費を抑えた政府の影響で、現在では入院日数が以前よりも短期化してします。
入院日数が1日〜数日だと、普通の医療保険では大して給付されません。
一方で医療費は10万円程度かかることがあるので、普通の医療保険では賄い切れないことがあります。
このミスマッチを防ぐために、入院した時点でまとまったお金が受け取れる入院一時給付金が登場してきました。
2 入院一時給付金不要論とは?
時代のニーズに合わせて登場した入院一時給付金ですが、ネット界隈では不要であると言われることが多くなってきました。
理由は、短期入院でかかる医療費は10万円程度。
10万円程度の金額であれば預貯金で支払いが可能である。
という理屈です。
また、短期入院であれば有給休暇で賄うことができるので、収入の減少もほとんど起こらないでしょう。
経済的な負担が少ない短期入院に保険で備える必要はない、というのが不要論の根拠になっています。
これは確かにそのとおりだなと思わせるものがあります。
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