虎の子空母もリストラ検討=「ジョージ・ワシントン」対象―財政赤字で逆風・米海軍

財政赤字対策で経費削減を強いられる米海軍が、抑止力の要の原子力空母もリストラ対象として検討していることが8日、分かった。莫大(ばくだい)な費用が掛かる原子炉の核燃料交換時期の延期や、現在の空母11隻体制を10隻に減らす案が浮上。横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港とする「ジョージ・ワシントン」(約10万トン、乗組員6000人)もリストラの検討対象になっているという。
 パネッタ国防長官は少なくとも国防費を今後10年間で計4500億ドル(約34兆5000億円)削減するために、陸海空の各制服組トップにリストラ案をまとめるよう指示している。
 軍事力の象徴の空母運用は北朝鮮へのけん制や中国などに対する政治的メッセージとしても利用されている。海軍はジョージ・ワシントンを廃船にしても後継空母を横須賀に回すが、中国が空母建造を推進する中で空母をリストラすれば、日本を含む東アジア諸国に心理的影響を与えかねない。



空母をリストラとはもったいない話です。
日本が購入するという選択肢もあって良いのではないでしょうか。

乗組員6000人をはじめ維持費が莫大になるので、この経済下難しいことはわかっていますが、格安で空母を買えるというのではあれば魅力的ではあります。

空母の寿命は40年のようなので、1992年就役のジョージ・ワシントンであれば2032年まで使えます。
まだ20年も使えるんですよ!!

・・・原子力発電所事故の後だけに、原子力型というのは致命的ですね。

中国への対応は、現実的には潜水艦の増強という形になるんでしょう。