株式投資のバイブルと言えば「会社四季報」ですが、初めて株式投資以外で役に立つことがありました。

実は、取引のある大手住宅メーカーから、ある飲食店(上場企業)に所有地を貸して欲しいという話が舞い込んできています。
その土地では親が自営業をしています。

最初の条件は建築協力金での条件提示でしたが、見てみると建築費は建築協力金の3倍かかります。
家賃収入を見ると、損益分岐点は9年でした。家賃収入的にはまずまずかな、と思いますが、建築費の2/3は借金で賄わねばなりません。

会社四季報を見ると積極出店をかけている事が伺われますが、不採算店の閉店も多いように書かれています。投資対象としては不採算店の閉店は結構な事ですが、貸す方としては数年で撤退されてはたまりません。

その飲食店に貸すにはその条件ではリスクが高いすぎると伝えお断りしました。

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その後、仲介をしている住宅メーカーからは連絡がなく、その話はなくなったものと思っていたのですが、連絡があり新たな条件提示をしてきました。

条件は定期借地権での賃借。
これは住宅メーカーからの条件提示であり、その飲食店のOKが出ている訳ではないそうです。
その飲食店は建築協力金での出店を基本としているようです(閉店をするのは定借では不可能なので当たり前ですね。)が、下見をした飲食店の社長さんがその街道沿いを気に入っているんだそうです。
なので住宅メーカーは可能性があると考え、定借での条件提示をしてきたようです。

今ある店舗は築後30年弱が経過しており立て替え時期にきています。
貸す場合は道路沿いを飲食店に貸し、自分の店舗は奥に建てることになります。
店舗が奥に入ることはいいことではありませんが、営業を30年弱してきているので地元での知名度はありますから、深刻な影響は出ないと思います。
親が決定するので私はアドバイス程度しかできませんが、私は絶好の機会ではないかと捉えています。
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