スパークス・アセットマネジメントと言えば、投資家で知らない人はいないでしょう。
アクティブ運用で定評のある老舗の運用会社です。
このスパークスさん、ちょこちょこお金に関するアンケートをしています。
このアンケート、身近な話題をいろいろ取り上げていて、なかなか面白いです。
今回は、
日本経済と株式投資に関する意識調査2017 春
というアンケートを取り上げてみます。
このアンケートの中で衝撃を受けたものがありました。
質問内容は以下のとおりです。
Q 経済的自由(働かなくても生きていくお金に困らない生活)を実現する確率が高いと思う手段[制限複数回答形式(回答数3つまで)]
選択肢が複数用意されているんですが、皆さんはどれを選びますか?
・勤労・節約・貯金に励む
・宝くじを 当てる
・株式投資
・不動産投資
・外貨・FX投資
・投資信託
・ヒットコンテンツを生みだす(印税・著作権・広告収入)
・独立・起業する(事業経営)
・新技術や新商品を開発する(特許収入)
・その他
・わからない/特になし
私であれば、
・株式投資
・不動産投資
・投資信託
あたりをチョイスするかな。
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勤労・節約・貯金が第1位・・・
アンケートの結果は以下のとおりです。
栄えある第1位に輝いたのは、「勤労・節約・貯金に励む」でした。
おめでとう♪
って、働かなくても生きていくお金に困らない生活 を 勤労・節約・貯金で達成できるものなんでしょうか???
働かなくても生活しているお金ですから、年齢にもよりますが、まあ1億円以上は必要でしょう。
みんな、仕事でそんなに稼げるの?貯金できるの?
1億円を貯めようとすると、月20万円の積立貯金をしても40年かかります。
月20万円のちょきんなんて、普通のサラリーマンにこれは無理だし、仮に出来たとしても貯まった頃には高齢者になっているという・・・。
勤労・節約・貯金で経済的自由を実現するのは不可能
男女差が激しい
アンケートを見ていると、男女間での回答が顕著に違います。
男性の場合、株式投資や不動産投資といった投資で実現する、と答えている人が多い。
勤労・節約・貯金で経済的自由を実現するのは、実現性がありませんから、投資を手段に選ぶというのは理に適っています。
勤労・節約・貯金という回答もありますが、これは投資に種銭作りのためと思える結果です。
ところが女性のアンケート結果は年代関係なく全く同じ。
1位 勤労・節約・貯金に励む
2位 宝くじを当てる
3位 不動産投資
女性は、勤労・節約・貯金をものすごく大切にするようです。
勤労・節約・貯金に励んでも、宝くじを買っても、経済的自由を実現することはほぼ不可能です。
貯金や宝くじで、経済的自由を実現した人、見たことありますか?
周りにそんな人いないでしょうに・・・。
出来ないものを手段に選ぶのはなんでだろう。
アンケートに答えた女性は、たまたま高所得者層だったんでしょうか。
3位の不動産投資は、投資というよりマイホームのことを言っている人もいそうですね。
こうして男女のアンケートを比較してみると、男性女性の考え方の違いが如実に現れるので面白いですね。
男性は、なんとかして達成できる手段を選択しようとするのに対して、女性は達成できるかどうかは関係なく保守的です。
まとめ:絶望しかない
このアンケート結果から男性投資家が学べることは、
≪絶望≫
— たーちゃん@アッパーカット (@yhdgj675) 2017年8月16日
女性に限定すると、20〜70代の女性は共通の認識
1位:労働、貯蓄
2位:宝くじ
3位:不動産投資
株クラスタの男性がモテない事が確定した瞬間でもあったw pic.twitter.com/CKfSRGNmJK
ということでしょう。
絶望しかないし、もう結婚できなくてもいいや、と思えてきました・・・。
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