今日は憲法記念日ですね。

新聞を見ると、日本国憲法の改正について大きく取り上げられていました。

国会は与党が衆参両院で2/3を占めているので、憲法改正の発議が可能な状態

現実味があるからこそ大きく取り上げられるのでしょう。


憲法の話題で切っても切れないのが第9条
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


これを素直に読むと、自衛隊は違憲としか思えない・・・。
・陸の王様と言われる戦車を持つ陸上自衛隊が陸軍ではない?
・アメリカの主力戦闘機と言われるF35を持つ航空自衛隊が空軍ではない?
・抜群の防空能力があるイージス艦を持つ海上自衛隊が海軍ではない?



ただ、現実問題としては、自衛隊をなくすというのは難しい。

そこでいろいろと屁理屈をこねています。
【屁理屈その1】
自衛隊は「前項の目的を達するため」ものではないからOK

【屁理屈その2】
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

国民の生命を確保するためには自衛隊が必要だからOK


・・・むりやり感が半端ない。


屁理屈その1は、「前項の目的を達するため」と書いてあるならそう読めますが、「の」はありませんからね。
目的に関係なく戦力不保持であることが書かれていると読めます。

屁理屈その2は、想像を働かせて必要性を導き出していますが、これは無理筋というもの。
生命の権利→外国に攻められたら?→自衛隊必要
第9条は直接、戦力不保持に言及しています。
一方の第13条は、頭の中で勝手にロジックを作って必要性を捻出している。
重みから言うと、直接言及している第9条の方がずっと重要でしょう。


現憲法のもとで自衛隊の合憲性を訴えるのは、かなり難しいと言わざるを得ません

コンセンサスとして自衛隊が必要だというのなら、自衛隊はきちんと合憲にした方がいい。


AKI私案としては、第9条第2項を削除すれば良いんじゃないかと考えています。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


平和憲法は日本国民に広く浸透しているので、第1項を改正する必要はないんじゃないかな。