この間、『おすすめの年金保険を紹介するぞ! 『明治安田生命 年金ひとすじ』で、明治安田生命の『年金ひとすじ』という個人年金保険を紹介しました。
この保険、オススメなんですが1つ弱点があったんですよね。
それは、31歳以上の人は最低でも毎月の掛金が1万円必要、というものです。
個人年金保険料の税金控除枠は、年間の保険料が8万円までとなっているので、毎月1万円(年間12万円)の保険料を支払うと
12万円−8万円=4万円
分の保険料は税金控除できません。
投資効率を考えるとこれは非効率です。
これが気になったので、誰でも月額数千円で加入できる個人年金保険がないか探していたところ、1ついいものを見つけました!
今回はこれを紹介したいと思います。
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JA共済 ライフロード
見つけたのは、
JA共済 予定利率変動型年金保険 ライフロード
という保険
この保険の最大の特徴は月々の掛金は3000円からOKなところです。
最低保証年金額が6万円以上でないといけませんが、このハードルは高くありません。
試しに20年間、毎月掛金を6000円(年額72000円)を掛けた場合のシミュレーションをやってみましょう。
この条件でも約15万円の年金になりますから、6万円の最低基準は楽々クリアできそうです。
一般に販売されている個人年金保険の大半が保険料は月1万円になっているので、3000円からOKというライフロードは貴重な存在と言えるでしょう。
予定利率変動型年金保険
ライフロード、お手軽さNO.1ということで推薦しましたが、この保険、もう1つ面白い特徴を持っています。
それが、予定利率変動型年金保険というもの。
なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんが、ライフロードのホームページに分かりやすい図があるんですよね。
簡単に言うと、お金が増えていく割合を示す予定利率が毎年見直されるんですね。
予定利率の変遷を確認すると、
当初5年間:0.5%
6年目以降:毎年変動(ただし0.75%は保証)
となっています。
受け取れる年金額がよく分からないものは嫌だ。
と思う人もいるかもしれません。
実際、ほとんどの保険で予定利率は加入時のものが最後まで適用されるようになっています。
前に紹介した明治安田生命の『年金ひとすじ』も固定型です。
※『5年ごと利差配当付』となっているので、運用が予定利率を上回った場合は、上乗せしてくれる可能性はあります。
しかし、今はマイナス金利が導入される「これ以上ないくらいのめちゃくちゃ低金利な時代」です。
そんな時代の予定利率に固定されてしまうことが果たしていいんだろうか?
資産運用を趣味にしている私からすると疑問がないわけではありません。
その点、ライフロードは金利が上がれば予定利率が引き上げられると思うので、インフレにも対応できる商品になっています。
まとめ
ライフロード、いかがだったでしょうか?
月々3000円の保険料で、
市場の動向に応じた資産運用をしてくれる。
そんな保険です。
数十年後の経済がどうなっているかは分かりませんが、ライフロードであれば、インフレにも対応してくれそう。
そんな風に思える年金保険です。
私は職場の団体保険の年金保険に加入しましたが、実は商品の特徴がライフロードと似ているんですよね。
・掛金は月1000円から。
・予定利率は毎年変動(最低保証はなし。)
ライフロードより良い面はありますが、予定利率の最低保証はないので、
ライフロードの方が良かったんじゃないか?
と思わないでもありません(汗)
4月から予定利率が0.25%に引き下げられるので、年金保険に加入するなら今が最後の機会です。
ライフロードが今から手続きをして間に合うのかがわかりませんので、加入を検討しようと思った方がいれば、予定利率がどうなるのかは確認して下さい。
【おすすめの保険を紹介するぞ!シリーズ】
その1 おすすめの生命保険を紹介するぞ! 『あいおい生命 総合収入保障保険』
その2 おすすめの年金保険を紹介するぞ! 『明治安田生命 年金ひとすじ』
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