2014運用成績



2014年12月の運用成績を報告いたします。


【運用成績】

1.月 次
ファンド:+6.8%
TOPIX:−0.2%

2.年 次
ファンド:+46.1%
TOPIX:+8.0%



3.概 況
12月の市場は月中に上下動はあったものの、終値としては小幅マイナスとなりました。
終わりよければ全て良しとはならず残念でした。
しかし、そのような市場環境の中、当ファンドは神戸物産、ゲンキーなど大きく上昇する銘柄に恵まれ、ベンチマークを上回る良好な運用成績を収めることができました。
月中最高値はスカイマークが吹き上がった中旬頃には、年初来運用成績は+50%を超えていましたが、終値ベースでは下落となってしまいました。
しかしながら、月次報告における資産最高値を更新して2014年を終えることができました。



4.売 買
全部売却 ジャストシステム
一部売却 神戸物産、ゲンキー
新規購入 スカイマーク、スターフライヤー、日本航空、FPG、共立メンテナンス、フジ・コーポレーション、ギリアド・サイエンシズ、アリババ

2015年に向けて、保有銘柄を大きく入れ替えました。
・株価低迷が続くジャストシステムを損切り。
・株価が吹き上がった神戸物産とゲンキーの大部分を利益確定
・インパウンド&原油安銘柄にシフトするべく、航空会社をボックス買い。
・インパウンド=ホテルという安易な発想で、共立メンテナンスを優待買い。
・12月になって完売が続出しているFPGを久々に買い戻し。
・業績好調なフジ・コーポレーションを優待買い。
・分散投資の一環でアメリカ株に投資
となりました。



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(続き)



5.2014年総括
今年はアベノミクスによる勢いが加速するかと思いきや、消費税の増税で躓き、GDPマイナス成長というあまりよくない経済状況の1年となってしまいました。

そのような中、年初から5月まではマイナス運用と冴えない状況が続きましたが、5月に購入したペッパーフードが6月、7月に急上昇し、運用成績をプラスにまで上昇させました。

その後、ペッパーフードの株価低迷とともに運用成績も一進一退となりましたが、10月にペッパーフードの大部分を売却し、神戸物産とゲンキーを購入
11月、12月はその神戸物産とゲンキーがポートフォリオを牽引してくれました。

結果、ベンチマークを上回る満足のいく運用成績を収めることができました。

個別の取引ではもう少し上手く対処できただろう、と思う案件が複数ありますが、これは反省事項として来年に活かしていきたいです。



6.今後の方針
投資方針として、「インデックスのPBR1.5倍までは全力買い」のスタンスでしたが、ほぼPBR1.5倍の水準まで到達しました。

よって、来年の投資方針は、
「株価上昇に応じて株式ポジションを徐々に落としていく」
ことを基本スタンスとします。

目安は、【PBR2倍で株式ポジション50%】と考えています。

ポジション調整にあたっては、新たに知ることができたレラティブ・ストレングスの売買シグナルを参考にします。

また、今年も行いましたが、NISA等を活用して外国株への投資も積極的に行い、分散投資を進めていくこととします。


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