いきなりステーキでおなじみの3053 ペッパーフードサービス2014.12期の3Q決算を発表しました。

出店が目標に届かない恐れがあるため、みんな戦々恐々としてた決算です。


平成26 年12 月期 第3四半期決算短信

12-3Q実績


12予想



結論から言うと、
やっぱり売上は未達だけど、
利益はなんとか通期予想を達成できそう

という内容でした。

ペッパーホルダーは一安心と言ったところでしょうか。



まずは四半期毎の決算を確認します。

ペッパー四半期


この表で特筆すべきは3Qの利益率の高さです。


営業利益率7.8%とありますが、ペッパーは下期の営業利益率を7.3%としていたので、0.5%上振れしています。

・大量出店による出店費用
・牛肉の仕入れ価格上昇

という懸念材料があったので、ここまで利益率が上がるとは思っていませんでした。

社内報で社長が
会社は、第3四半期、期待以上の結果を出すことができたと思います。
と述べていますが、これは利益率のことを言っているのかもしれませんね。



ペッパーは、
・既存店売上の好調さ
・高採算のいきなりステーキ出店
という要因により、期が進むにつれて利益率は高まる傾向にあります。

実際、3.4%→5.3%→7.8%と増加していますよね。

10月より一部価格の引き上げもしているので、4Qの利益率は8%を超えてくるのではないかと予想します。


スポンサードリンク
(続き)



続いて、未達懸念がある売上について見ていきます。

ペッパー下期売上計画


ペッパーの会社予想と3Qまでの実績を、業態別に表にしたものです。

ペッパーランチ事業、レストラン事業は下期の進捗率がいずれも50%を超えており、順調であることが分かります。
特にペッパーランチ事業は余裕がありそうです。


一方、目玉のいきなりステーキ事業は、3Qの売上が584なので、通期計画を達成するには1536の4Q売上が必要です。

1536の売上は果たして可能なのでしょうか?


というわけで、出店状況を確認してみましょう。

いきなりステーキ稼働月数


いきなりステーキの出店状況と稼働月数を調べた表です。


いきなりステーキは3Qまでで、のべ41月稼働していました。
41月で売上942を叩き出しています。

1店舗あたりの月商を計算すると2298万円です。

旗艦店である銀座店の影響が大きいとはいえ、2000万円を超える月商を出しています。


表の一番右端が4Qでの稼働月数です。

4Qで44月の稼働が見込めます。

1Q〜3Qの稼働月数が41月ですから、これを超えてくるんですね。

3Qでの大量出店の効果がこれから出てきます。


で、44月に月商2298万円をかけると、4Qの直営店売上1011百万円が出てきます。
※月商2298万円はベストシナリオだと思うので、最大値だと考えています。


これにFCの売上が加算されます。

FC:3店舗
稼働月数:8月
月商:2300万円
ロイヤリティ:5%

FCの売上は2300万円×8月×5%=920万円


直営+FC=1011+9=1020百万円


いきなりステーキの売上未達は最低5億円

好調なペッパーランチ事業やレストラン事業の新規出店で1億円強の上積みは期待できるものの、4Qの会社計画1536百万円には届きそうにありません。




4億円弱の未達だとすると、4Qの売上は29億円

営業利益率を8%と仮定すれば、4Q営業利益は2.32億円

会社予想営業利益は2.28億円なので届きますね!



最初に書いた結論をもう一度書いて筆をおきます。

やっぱり売上は未達だけど、
利益はなんとか通期予想を達成できそう




【補足】
FC事業の売上を3店舗920万円としていますが、会社予想は10店舗3.38億円と桁違いに数字が違います。
会社予想の数字は5%のロイヤリティだけでは説明できない金額※1です。
なので、ロイヤリティ以外の売上計上があると思われます。
今回の試算ではFC売上920万円としていますが、これは上振れする可能性もあります。

※1 2300万円×10店舗×3か月×5%=3450万円

ジョン246さんのいきなりステーキFCに関するブログ


スポンサードリンク