3053ペッパーフードサービスが中間決算説明会を行いました。


2014年12月期 中間決算説明会資料


以前、ペッパーの売上は未達になる可能性が高いと書きました。
※5〜7億円程度の未達と計算していました。

今回、決算説明会にはカテゴリーごとの詳細な売上予想が載っているので、これをもとに下期の再検証を行うことにしましょう。



と、その前に上期の業績も少し振り返っておきましょう。


上期の資料を見ると、いきなり!ステーキの売上と利益が掲載されています。

売 上:358,607
営業利益:52,272
利益率:14.6%


私の利益率予想では15.5%でした。

一見、もの足りない数字であるように感じられます。
なんといっても、稼働4店中、旗艦店である銀座2店を含む数字ですから。


しかし、出店初年度であるため、開店費用が計上されていることを忘れてはいけません。
その点を考慮すると妥当な数字ではないかと思われます。



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(続き)



ペッパー下期予想



上の表が再検証の結果です。


今回の決算説明会資料で一番のサプライズは、いきなり!ステーキのフランチャイズの売上の高さです。

私の予想では、5000万円でしたが、会社予想は3.7億円の大幅高


いきなり!ステーキのロイヤリティは5%なので、

1店舗/月のロイヤリティ=2000万円×5%=100万円

という予測のもとに5000万円としましたが、3.7億円とは。


フランチャイズの今期出店計画は10店なので、ロイヤリティだけでこの売上はありえません。

おそらく、加盟金や備品等の販売により売上がかさ上げされることになるのでしょう。


もう1つのポイントは、いきなり!ステーキの売上の高さです。

私の試算では、いきなり!ステーキの1店舗あたりの平均月商を2000万円としています。

この計算方法だと、会社計画に2億円ほど足りません。


会社計画を達成するには、

・平均月商が2300万円
・14号店〜21号店の出店時期が10月上旬

 ※試算では14〜21号店の稼働月数を1.5か月としています。

といった条件が必要です。


出店時期を全て10月上旬にするのは不可能だと思われるので、
ペッパーは月商を強気にみている
と考えられます。


8月の社内報で、今期出店計画を

・いきなり!ステーキ 30店
・牛たん仙台なとり 10店
・92’s 10店
・ペッパーランチ 5店


としているとありました。

92’sは今期5店出店しているので、下期でさら5店の出店
ペッパーランチは今期2店を出店済みであるため、下期で3店に出店


この2つが新情報となります。

新情報が予定どおり出店できれば売上達成にプラス材料ですが、両業態とも月商は500万円には届かないと思われるので、それほど大きな支援材料にはなりえないでしょう。
※たぶん、この8店が束になってかかっても、いきなり!ステーキ1店に勝つのがやっと。


結局のところ、既存業態の4倍以上の月商を誇るいきなり!ステーキ次第ということです。

・出店(フランチャイズ含む)は計画どおりに進むのか?
・月商2000万円から上振れはあるのか?


この2点が今期の業績達成のポイントになりそうです。


売上については下振れ懸念が残ったままですが、以前ほどの大きい下振れはなくなったと言えるでしょう。


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