15,000円辺りをウロウロしている日経平均株価ですが、皆さんは
日経平均株価はどこまで上がるか
と思っていますか?


私は30,000円はあると思っています。

ノイズのような話になってしまいますが、今日は私の相場観みたいなものを書いてみます。


日経平均株価30,000円の根拠は以下のとおり。


現在の日経平均株価=EPS1,000円×PER15倍=15,000円

PER15倍というのは先進国株式のPERとしては平均的な水準で、割高感も割安感もない妥当な水準です。


株価の上昇にはEPSが一番重要ですから、
結局のところアベノミクスがどこまで上手くいくのか?
によるでしょう。

PERはここ最近ではPER20倍弱がもっとも高い値でした。
日経平均EPS・BPS(史上高値更新)


アベノミクスが上手くいって、企業のEPSが1.5倍に伸びるようなことがあれば

EPS1,500円×PER20倍=30,000円

日経平均株価30,000円は十分あり得るのではないか、と思っています。


ただし、日経平均株価のEPSが大きく伸びるために必要なものが1つあります。

それは何でしょうか?


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(続き)


EPS上昇に不可欠なもの。

それは円安です。


■ドル円10年チャート
ドル円10年チャート

ここ10年のドル円チャート見ると、1ドル120円くらいが高値になっています。

・アベノミクスによる金融緩和
・アメリカの金融引締
・アメリカの好景気

これらのタイミングが上手く合えば、この辺までは円安が進むのではないかとみています。


日経平均株価やTOPIXは、
円高恩恵銘柄よりも円安恩恵銘柄の方が多い
ので、円安による利益引き上げ=株高になっていく。

マイポートフォリオに、
ハイレックスコーポレーション
国際計測器
SHOEI
といった輸出企業を組み入れているのはそんな理由からです。
※マツダがないのは、ペッパーフードの購入資金確保のため売却してしまったからです。


一方、中小企業を含む全ての企業を対象にすると、円安より円高の方がメリットがあります。

なので、円安によるインフレが生活を直撃することになるでしょう。

そう考えると、含み資産銘柄も恩恵を受けるのではないかと予想しています。

オリンピックやカジノといった材料で絡めてこういった銘柄にも投資をしていきたいです。




【追伸】

株価の下限に目を向けると、過去の安値である7,500円辺りが意識できます。

上がったら2倍、下がったら半分

リスクリターンはトントン。

これも今の株価が割高でも割安でもない、と思う理由です。





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