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今回の銘柄分析はステーキのファストフード店「ペッパーランチ」を主力とする
3053ペッパーフードサービス
のご紹介です。
いろんな意味で聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?


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この会社、株価チャートが示すとおり業績はさっぱりです。

なんと言っても、上場して1年も経たないうちに不祥事を起こします。
平成19年5月 大阪心斎橋店店長 逮捕監禁致傷・強盗強姦

さらに、その2年後にはこんなことも。
平成21年8月 16店でO-157による食中毒 


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不祥事をどんどん起こすものだから、業績は赤字赤字の連続でした。
自己資本比率は数%にまで落ち込み、債務超過寸前まで追い込まれています。
しかし、23年12月期よりなんとか黒字転換し、倒産は免れました。

とはいえ、黒字転換後も収益は大して向上せず、低空飛行を続けています。

普通であれば、こんな銘柄は見向きもしないところですが、今回、私は注目したのは26年12月期予想一番最初に掲載した写真です。

・過去4年間、売り上げは50億円台で推移していたのに、今期予想はいきなり75億円にも増えている。
・しかも、写真を見ると行列ができている。


これは何故なんでしょうか?


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(続き)


立ち食いステーキが人気 年内に都内10店、NYにも出店へ
ステーキといえば、かつては「高価な食事」の代名詞。その本格ステーキを、銀座というおしゃれな街で、なんと「立ち食い」するーー。この意外性のあるコンセプトで2013年12月にオープンしたお店が大ヒットしている。
その名も「いきなり!ステーキ」

この記事で紹介されている店舗を出店したのがペッパーフードです。
「立ち食い」といえば「俺のフレンチ」や「俺のイタリアン」を持つ「俺の」が有名ですが、なんと!俺のをパクッって立ち食いステーキ店を始めたんですね。

記事を読んでいくと、
・料金は既存店の半額「1g当たり5円」
・30席で1日平均の客数は約500人(約17回転)
・1日の売上は100万円(月商3000万円)
・滞在時間は平均30分
・賃料は月150万円
・従業員は5〜6人
・年内に都内10店、夏にはニューヨークへ出店
といったポイントが書かれています。

少し前に、俺の社長である坂本さんの著書
俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
※立ち食い店の仕組みがよく分かるので、詳しく知りたい人にはおすすめの1冊です。
を完読していたので、記事を読んでいるうちに、
これって凄いんじゃないか?
と思い始めました。

大流行の俺のイタリアン、俺のフレンチでも月商は2000万円くらい。
それが月商3000万円なんて。

という訳で、この銀座4丁目店の収益を坂本さんの本を参考にしながら計算してみました。

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食材費にあたる原価率を60%、65%、70%の3段階に分けて、それぞれ収益を計算してみたのが上の表です。
人件費や水道光熱料などの経費は、居酒屋を経営している愛犬こなつさんの協力を得ながら、固めに見積もりました。

結果は悪くても営業利益率13%、最も良い場合だと23%にもなります。
ちなみに、原価率が80%を超えても利益が出る。

ペッパーフードの前期までの営業利益率は高くて5%程度なので、雲泥の差があります。
今期予想は5.6%と高くなっていますが、新業態の営業利益率が13%以上であれば、5.6%なんてかわいい数字です。


ペッパーフードサービスは、これまで異なる大いなるポテンシャルを持った銘柄となりました。


次回、
【銘柄分析】3053ペッパーフードサービス(その2
では、業績に表れる影響を分析します。


最後にテレビ放送された時の動画を紹介します。


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