高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学
著者:菅原 晃
出版社: 河出書房新社
価格:¥1,575
オススメ度:★★★+α(最高は★★★)



経済学を懇切丁寧に教えてくれる教科書

いまホットな話題であるTPPやアベノミスク、国の財政破綻にポイントを絞り、経済学的にはどういうことなのかを教えてくれます。

著者は高校の政治・経済の先生というだけのことはあり、中身は教科書のようなイメージ
ちまたに溢れているアベノミクス解説本などとは違い、簡単に読み進めることができる、と言った内容ではありません。
若干硬派ですが、だからこそ、経済について印象論ではない本当の学問を学ぶことができます。
ページ数を割いた懇切丁寧な解説があるので、しっかり読み込んでいけば理解できます。

・TPPは国益を損なう。
・貿易黒字は儲け。
・アベノミクスはムチャクチャ。

こんな風に考えている人がいるなら、手に取る価値があります。

著者は今まで著書を2冊出しているようですが、いずれも自費出版であったため、販売量が少なく中古本もほとんどありません。あってもプレミア価格になっています。
今回はメジャーデビューでの処女作
経済にまつわる世の中に出回っている誤解が、本書で解消されることを願ってやみません。

評価は最高の★★★(星3つ)では足りないので、★★★+α(星3つ)
★★★+α(星3つ)は投資で一番大切な20の教えに続く今年2冊目の最高評価
安売りする基準ではないので、今年はもうないだろうと思っていただけに、そういう本に出合えて嬉しかったです。