投資十八番さんで知りましたが、エイベックス・松浦社長の税制投稿が話題になっているようです。

曰く、所得税55%は酷すぎる、と。

僕としては、税金は個人の所得報酬に対して50%という国との折半が我慢の限界だった。

とのことで、所得税が50%を超えたことに不満爆発、といったところでしょう。


現在の所得税は所得1800万円以上で40%、住民税10%と合わせて税率は50%です。

2015年の税制改革で、所得4000万円以上の区分が新たに設けられ、税率は所得税45%+住民税10%=55%と半分を超えるようになります。
松浦社長は所得4000万円以上に区分されるんでしょうね。


個人的には、いくら累進課税とは言っても50%を超える税率は酷いと思います。

稼いだお金の半分以上を他人が持っていくなんて不合理ではないでしょうか?


今回の所得税増税は、我々庶民の消費税増税批判をかわすために設けられるものです。
不満のはけ口に富裕層が利用されるのは、かわいそうというもの。

消費税は逆進性があるなんて言われていますが、支出の多い富裕層の方が税金は多く払うんですから、その分はきちんと低所得者に再分配が行われます。
そこのところは理解しておかないといけないでしょう。


私は富裕層などでは全然ありませんが、それでも所得税+住民税は50%に抑えるべきだと考えます。



【追記】
株の税金が55%になったら、誰も投資しなくなるでしょうね・・・。

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