リフレはヤバい
著者: 小幡 績
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
価格:¥ 1,050
オススメ度: マイナス★★★(最高は★★★)


私は基本的にアベノミクス支持派なんですが、アベノミクスに問題がないのかを調べるために本書を読んでみました。

結論としては、読む価値がなかった、どころではなく、かなりの悪書でした。。。


本書の主張はタイトルのとおり【リフレはヤバい】
なんでヤバいかというと、アベノミクスで国債が暴落するからなんだそう。

アベノミクス⇒円安⇒外国人が損をする⇒日本国債を損切り⇒日本国債暴落

というロジックなんですが、著者は自分で自分のロジックが成り立たないことを書いているのに、なんでそれに気が付かないのか不思議でなりません。

P113 特に日本国債は、95%が国内の投資家ですから

外国人が保有する国債を一斉に売却したとしても、たったの5%しか売りに出ない。
この程度の売りであれば、国内投資家の買い需要で吸収できてしまう。
国債が暴落することはまずないと考えるのが妥当です。

一番の主張が崩壊してしまっているため、他の箇所を読んでも何を言っているんだか、という状態になってしまっていました。


結論
「リフレはヤバい」はヤバい


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(続き)

余談ですが、本書では日本経済にとって円安より円高が良いと述べられています。

最近の株価を見ているとそんな訳ないだろ!と思うところですが、これは正しいようです。

いろいろネットサーフィンして調べた情報によると、日本経済全体では、円安より円高の方がメリットが多いとのこと。
GDPの6割が内需であり、輸出は2割に満たないことからも、そういう結論になるのは納得できます。

ただ、上場している企業には大企業が多く外国で稼ぐ企業が多いため、株価には円安の方がプラスに働く、ということのようです。

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