昨年11月以降、日本の株式市場が好調が続いています。
この調子が続いていくと、週刊誌などの買い煽り記事を見た、新規参戦者も出てくるのではないでしょうか?

私の職場でも、最近、以前にブログで紹介したことのあるきょうちゃんが興味を持っているようです。
はせきょう似のお姉さんが・・・ その4
はせきょう似のお姉さんが・・・ その6


ブログValue Investment since 2004を書かれている立川さんは、職場に新規参戦を考えている後輩がいらっしゃるようで、その日記に興味を持ちました。
エントリ職場にて

後輩くんは、タコ足配当のUSリートへの投資を考えているようで、立川さんは後輩くんに考え直すよう説得しています。
この指摘はごくごく当たり前なもので、投資を少し勉強しさえすれば分かる話。
面白みは何もありません(笑)

立川さんのアドバイスで面白いと感じたのは、投資初心者でもあっても個別株投資を勧めているところです。
そして一番驚いたのは、ファンドへの投資に反対していることです!

投資のアドバイスと言えば、最初はファンドを勧める、慣れてきたら個別株もどうぞ、という流れではないでしょうか?
この方がアドバイスする側は適当にインデックスファンドを勧めておけば説明が簡単に済むし、投資初心者にも精神的なハードルが低く、とっつきやすいと思います。

立川さんはファンドへの投資するくらいなら投資はしない方がまし!と論じています。


なかなかセンセーショナルな意見ではないでしょうか?


立川さんが個別株投資を推奨し、ファンドへの投資に反対している理由は、
1 ファンドは多額の手数料を取られる。
2 アクティブファンドにはろくなものがない。
3 インデックスファンドは構成銘柄に魅力がない。
4 勉強が面倒という人は投資をするべきではない。

と言ったところです。

確かにファンドはインデックスファンドと言えども年率0.5%程度の手数料を取られますから、その分リターンが下がります。

3の意見は、投資の本質を突いているご意見なので、原文そのままを掲載します。
インデックス構成銘柄全てが株主価値を向上させて投資家がリターンを享受できるとはとても思えません。自分が納得できないモノを人に勧めることはできませんので。

株主価値の向上に力を注いでいる銘柄は、小型株が圧倒的に多いと私も感じます。

インデックスファンドを否定する意見は聞いたことがなかったので新鮮でした。
全国のインデックス投資愛好家を敵に回しますね〜(笑)


皆さんは、この意見、どう思われますか?


(続き)

私の感想としては、もっともなご意見だな、と感じました。
4つの理由全てで反論できるところはなく、合理的な考え方です。

しかし、私はこの意見を聞いたあとでも、ケースバイケースで投資初心者にはファンド(インデックスに限る)を勧めることはOKだと思っています。

勉強する気のある人には個別株投資を勧めるようにしますが、勉強する気があまりなく、でも投資をしたいと考えている人には、ますインデックスファンドへの投資を勧めます。


なぜかというと【成長する機会】を提供したいからです。


私事ですが、私の両親は銀行との付き合いで、インデックスファンドに投資をしています。
本人達は投資をしたくはなかったんですが、仕方なくファンドへの積立投資を始めました。

最初のうちは投資=悪と考えているところがありました。
リーマンショック前に投資を始めたこともあり、ずっと含み損を抱えていたこともあって、投資を嫌がっていました。
これ以上損をしたくないから売却したい、と言っていた時期もありましたが、仕入れが安いから儲かるんでしょ、と説得して続けさせていました。

最初は投資を継続させるのに苦労していましたが、損がどんどん膨らむ状況を見て、そのうちなんで損をするのか考えるようになってきました。

政治や経済に興味を持つようになったり、ファンドの報告書を見て、ファンド購入銘柄のことを聞いてくるようになったり、と勉強しようとする姿勢が見えてくるようになりました。

インデックスファンドに投資をすることで、新たなことを勉強するきっかけになったんです。
投資をきっかけにして、新しいことを勉強するようになったんですから、これはある意味、勉強ツールの1つと言えます。


むろん、投資をすることによってどのように思い考えるかは人それぞれです。
何も考えずに投資始め、損をしても何も考えず去っていく人もいるでしょう。
しかし、たとえファンドであったしても投資を始めたことにより、人生が変わる人は確実に存在すると思います。
※ちなみに私はいきなり個別株投資からスタートさせました。ファンドというものの存在を知らなかったんですw

私は、まずは成長する機会を提供することは大切なことだと思うので、投資対象にはこだわらず、まずは投資を始めようとする人の背中は押してあげたいな、と考えています。



【追記】
投資で一番大切なのは、
・いつ買うか?
・いつ売るか?

だと考えます。

リーマンショック以降、せっせと購入してきた人は、インデックス投資家であろうが個別株投資家であろうが、今はみんな儲かっています。
反対に、リーマンショック前の高値で購入した人は、今でも損失を抱えたままでしょう。

投資効率を考えるのであれば、何に投資するかアレコレ考えるより、【いくらの価格で買うか】の方が遙かに重要であり、これは投資の時期に大きく左右されます。

最近、バリュー投資家は必死になって買い急いでいますが、それはもう割安な価格で買えなくなる、と考えているからでしょう。
少なくとも私はそう思っていて、緊急増資などで買い進めています。

ファンド投資家の問題点を強いてあげるとすれば、この投資時期を考えない、いや、敢えて考えようとしない姿勢にあるように思います。
もっとも、投資では株価上昇中の売却が一番難しいので、投資時期を考えない、というのも一理あるんですけどね(笑)
でも、買い時は判定が簡単ですから、安い時には投資額を増やす、くらいのことはやった方がいいのではないかと常々思っています。