消費支出(実質)


表は内閣府のHPに掲載されてあった
(13)家計の目的別最終消費支出の構成
のうち平成8年度と平成20年度を抜き出したものです。

この12年間で消費は274兆円から315兆円に増加しています。

「あれ?消費は伸びているじゃないか」と意外に感じる人は多いのではないでしょうか。

特に、4.住居・電気・ガス・水道9.娯楽・レジャー・文化の伸びは著しいですね。

娯楽やレジャーは2倍近く伸びているのはすごい。
仕事より家庭を大事にする風潮が広まっている証左でしょうか?

一方で11.外食・宿泊は伸びていないので、お手軽で財布にも優しい日帰り旅行程度しかしないということなんでしょう。

一方大きく落ち込んでいるものもあります。
3.被服・履物です。

ユニクロやポイントの台頭により、価格が大きく下がったことが原因でしょうか。
昔は1万円以上したジーンズが、今では1000円で買えますもんね。


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(続き)

消費支出(名目)


上の表も最初に掲載したものと同じ(13)家計の目的別最終消費支出の構成のうち平成8年度と平成20年度を抜き出したものです。

でも数字は結構違います。

何が違うのかというと、先ほどのは実質、今回のは名目になっています。
名目は国民が消費したお金の金額そのもの。
名目の数字に物価変動率を加味すれば実質になります。


名目で見ると、平成8年は274兆円、平成12年は280兆円となり、消費金額はほとんど伸びていません。

デフレで物価が下がったため、消費者は同じ金額を出して多くものを買えるようになりましたが、実際に支出しているお金の額は全く変わっていないということです。

企業からすると、昔は10個入りで売っていたキャラメルを、今は11.5個入れないといけないんですから大変です。(もしくは100円で売っていたものを85円に値下げする。)


デフレの問題点を象徴していますね。


表を見比べていて驚いたのは娯楽・レジャー・文化
実質では2倍近くに増えているのに、名目ではほとんど増えていません。

価格の暴落が凄まじいです。
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