PowerShot-S90


キヤノン
PowerShot S90

を購入して早2ヶ月を経過しました。




旅行や忘年会、イルミネーションなどいろいろなシーンで撮影してみてのレビューを書いておきます。


S90を一言で現すと、最強初心者コンパクトデジカメであると言えます。

撮影シーンを選ばないため、カメラ任せでパシャパシャ撮影することができます。


そんなS90の最大の特徴は、【暗さに強い】こと。
IMG_0007
撮影場所:旅館 うめ丸

暗闇はコンパクトデジカメの最大の弱点ですから、暗さに強いというのは画期的です。

・高感度耐性の強いCCD
・F2.0の明るいレンズ

のおかげで、暗めの旅館部屋を手ぶれを気にすることなく、雰囲気のある写真に仕上げてくれます。

最近はソニーのWX1をはじめ、高感度に強い撮像素子を搭載した製品が増えていますが、レンズも明るいという機種はあまりありません。

レンズの明るさなんて、普通の人はあまり気にしない項目です。

しかし、宴会やイルミネーションを普通のデジカメで撮影すると、シャッター速度が1/8くらいになることは結構多いです。
シャッター速度1/8は、今現在の手ぶれ補正機能では補正することが難しく、手ぶれ写真となってしまいます。

しかし、S90であれば、シャッター速度1/15で撮影することができます。
1/15だと手ぶれ補正で補正できるので、撮影することができるのです。

手ぶれ補正も優秀で、クラストップレベルの4段分の補正ができます。

写真が撮れるか撮れないか、この差はとてつもなく大きい。

デジカメ初心者ほど、暗さに強いS90には助けられることは多いでしょう。


もう1つ良いモノがコントローラーリング
cont-ring


ISO感度設定や露出補正を簡単に変更することができるため、撮影に集中することができます。
この機能は今後も引き継いで欲しいですね。

まあ、これはデジカメ初心者にはどうでもいい機能ですが。。。

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(続き)

基本的に使いやすく画質も良好なS90ですが、弱点も散見されるのが惜しいところ。


最大の弱点は、液晶横にあるコントローラーホイール
cont-wheel
このホイール、簡単に回ってしまうため、写真を撮っているうちに、知らず知らず設定が変わってしまうことがあります。

勝手に露出補正がかかったり、撮影モードが夜景モードに変わっていたり。

記念写真がブレブレの撮影になってしまっているのは痛かった。

このホイールは改良するか廃止して欲しいです。


もう1つの弱点はストロボ
strobo

弱点と言うほどのことではないかもしれませんが、見てのとおりポップアップ式なので、カメラを持つときは左手は上面を持つことはできません。

慣れれば気にならなくなりますが、人に撮ってもらうこともありますから、誰でも気軽に使えるよう改良して貰えるとありがたいです。



コントローラーホイールの弱点は、初心者にはかなり重大な弱点です。
この点ではオススメできないのですが、反対にこれさえ気をつければ、後は問題ありません。

S90はコンパクトデジカメの中では少々値が張りますが、それだけの価値はあるデジカメです。
評価は満点の★★★(星3つ)にプラスαも付けちゃいます。


PS:安かったので一眼レフ(ペンタックスk−x)を衝動買いしてしまいました・・・。
しばらく使ったらレビューを掲載します。
画質はさすがに一眼レフ。コンデジとは格が違います。
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