鳩山首相、こうすれば日本は晴れる!
著者:中原 圭介
出版社:扶桑社/価格:¥735
オススメ度:★★(最高は★★★)



株式投資の世界では有名な中原氏が書いた政策提言集

本書での主張は、
1.年金制度は消費税20%の全額税方式に。
2.法人税減税で終身雇用制復活
3.教育には体罰を。
4.道州制に移行して行政の無駄を削減
5.温暖化政策はほどほどに。

と言ったもの。

年金制度の改革と終身雇用制の復活は、個人消費を増やすための政策であり、個人的には評価できます。
ただし、
・全額税方式は経済弱者にも課税する。
・個人に増税して法人を減税する。

ことから、国民の理解を得ることは難しいでしょう。

今の日本人は国益よりも私益を優先します。
義務より権利です。


「体罰」や「ゆとり教育」などの見直しも必要だと思いますが、これまた国民の理解を得ることはできないでしょうね。


著者は民主党の温暖化政策に大きな懸念を示しています。
民主党の温暖化政策は、日本経済をめちゃくちゃにしてしまう、というのは私も大いに賛成です。
日本企業の国際競争力はこれで失われてしまうのではないかと思います。

そもそも、地球温暖化の原因がCO2にあるかも賛否両論ある状態なのに、国の存亡を賭けてまで取り組む課題だとは思えません。

日本経済はこれから修羅場を迎えようという時に、お人好しにも環境税を導入して、外国に寄付をしようというのですから、海外からは絶賛されることは間違いないでしょう。


外国人労働者の積極導入など、一部に同意できない意見もありますが、概ね今の日本に必要な提言ばかりです。

読みやすく価格も手ごろなので、一読の価値は十分ある1冊に仕上がっています。
評価は一部に同意できない意見があるため、★★評価とします。
スポンサードリンク
スポンサードリンク