ハイブリッド
著者:木野 龍逸
出版社:文藝春秋/価格:¥788
オススメ度:★★★(最高は★★★)



書名のとおり、トヨタのハイブリッド車「プリウス」の開発秘話が満載の文庫本です。


世の中に存在しないハイブリッド車を世に送り出しましたが、その開発期間は驚くほど短いというのが印象的です。

95年11月の初試作車はうんともすんとも動かないのに、その2年後にはしっかり発売までこぎ着けています。

開発陣の努力とともに、トヨタが過去数十年蓄えていたハイブリッドの基礎技術の賜と言えるでしょう。

トヨタのすごいところは、儲けにはつながりそうもない基礎的な研究をしっかりやっているところにあるのではないかと思う。
世界の同業他社は、トヨタに追従することができなかったのだから。

100年前に電気自動車やハイブリッド車があったというのも驚きです。
初期の自動車に採用されていたシステムが、21世紀に大きく羽ばたくことになります。


次世代自動車として、電気自動車や燃料電池車がありますが、まだまだ克服すべき課題はたくさんあります。

ハイブリッドの技術を持つ日本車のアドバンテージは非常に大きい、と感じることができた1冊でした。
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