最近、ケン・フィッシャーのPSR株分析という本を読んでいます。

まだ半分も読んでいませんが、本の内容を簡単にいうと、
PSR(株価売上高倍率)0.75倍以下で買って、3倍以上で売ろう。
ということになる。

この指標の一番のメリットは、一時的に利益が赤字となった会社でも使える点
PERだと赤字の時には機能しなくなるので、PSRという指標は成長株投資に使いやすいのではないだろうか。


で、このPSRを見ていて1社気になる銘柄が出てきた。

ここ数年赤字続きのダメ会社ではあるのだが、ブルーレイ関連銘柄ということで、ブルーレイが普及し出すと面白いことになるんじゃないかと思う。

過去の実績を見ても、DVD普及期には高い利益率を叩きだしていた。

PSRは1倍程度とまだ買い水準ではないものの、今期も赤字のようだと買い水準まで下がってくるのではないかと思う。


そうなると、ブルーレイが普及するのかどうかがカギとなるわけだが、この判断が難しい。

日本ではHD薄型テレビの普及と重なって、ブルーレイレコーダーも売れ出しているようだが、世界で普及しないとごくごく限定的なものになってしまう。
今のところ、欧米ではあんまり売れていない模様

DVDの時とは違い、配信手段であるブロードバンドや、記録手段である大容量HDD&メモリーといった代替手段が数多く存在するため、ブルーレイは普及しない可能性がある。


この銘柄は多額の研究開発費を投入しているので、市場ニーズにあった研究開発であれば、数年後には一気に花開くこともありえる。
上記書籍には、サブ指標にPRR(株価研究費倍率)を使えと書いてあるので、この点でも魅力的なんだようなぁ。


ブルーレイって普及するんでしょうか???
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