失敗の本質
著者:戸部 良一 , 寺本 義也 , 鎌田 伸一 , 杉之尾 孝生 , 村井 友秀 , 野中 郁次郎
出版社:中央公論社/価格:¥800
オススメ度:★★★(最高は★★★)



最近、バリュー投資家の間で取り上げられることの多い失敗の本質を読んでみました。

内容は第2次世界大戦(太平洋戦争)における
・ノモンハン事件
・ミッドウェー海戦
・ガダルカナル作戦
・インパール作戦
・レイテ海戦
・沖縄戦
の6つの作戦を事例として、なぜ日本軍は戦争に敗れたのかということについて、日本軍という組織に潜む問題点を検証しています。


本書で述べられている日本軍の組織としての問題点は、
・目的不明確
・楽観的な目先思考
・主観的な戦略策定
・学習の仕方の誤り
・人情的な組織ネットワーク
・結果を軽視する評価

といったものが挙げられています。

反対に米軍はこれらを持っていたため、早期に体制を立て直し圧勝することができたのです。

心に残った言葉として3つ紹介しておきます。
「適応は適応能力を締め出す。」
環境に適応しすぎると、新たな変化に対応できなくなる。
「既存の知識を強化しすぎて、学習棄却に失敗した」
これまでの学習に固執し、新たな知識を取り入れることができない。
「日本軍は、異端者を嫌った。」
イノベーション(革新)を起こすことができない。


発行から20年を超えていますが、軍人だけではなくビジネスマンや投資家にとってもタメになる話が満載です。

間違いなく良書

オススメの1冊です。


また、私は太平洋戦争にことをほとんど知りませんでした。
太平洋戦争がどのような戦いだったのかを知っておくことは、日本人として大事なことなのではないかと思います。

祖父は【ビルマでは逃げ回った】そうです。
その話を聞いたときは特に興味なく聞いていましたが、今思うと【逃げ回った】その辛苦は並大抵のものではなかったのでしょうね。


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(続き)


■祖父のビルマ戦回顧録■


敵との戦闘にて。敵の銃弾雨あられ。
上官「とつげき〜!」
祖父「こんな中突っ込めるか!!(怒)」


戦闘に敗れあてのない逃避行
祖父「敵と出会ったらどうすればいいでしょうか?」
連隊長「逃げろっ。」
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