オーディオについて勉強していることは以前から書いていますが、このオーディオ関連で1つ発見した銘柄があるので紹介します。


5819 カナレ電気
放送用ケーブル主体の電線中堅。音響ケーブルで最大手。

安くて良質なオーディオケーブルを探している中で見つけた会社です。


【カナレの評判】
教えて!goo−カナレというメーカーのスピーカーケーブル
プロケーブル−CANARE カナレ 4E6S(4芯)


プロが使用するオーディオケーブルの分野ではベルデン社(米国)、モガミ社(日本)らと共にデファクトスタンダードを形成

ZARDを聞くならカナレ社のケーブルが良いみたい。


日本にはカナレとモガミの2社あることになりますが、モガミは未上場であるため詳細はわかりません。

また、モガミのホームページはとても企業のホームページとは思えないほどのしょぼさ。

モガミもそれなりの規模の企業だとは思うんですが、これで商売ができることがすごい。


営業利益率:14.4%
自己資本比率:80.2%
ROA:11.43%


私が重視している投資3指標も優等生の水準ですが、これを電線同業他社と比較すると驚きの結果が出てきます。

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(続き)

dennsenn



































自己資本比率、営業利益率、ROAの全てで14社中トップ。
営業利益率やROAでは同業他社の2倍以上の水準になります。

平均給与は惜しくも3位ですが、財閥系メーカーと同水準であり、人件費をけちっての高利益率では決してありません。

これまで「電線=低利益率」といったイメージがあり、特に興味をそそられることはなかったんですが、電線にもこういったメーカーがあることに驚きました。


利益率が高いのはデファクトスタンダードとなっているブランド力の現れではないかと思います。

有報の事業等のリスク(P10)を見ても、同業他社に関するリスクは特に見あたりません。研究開発リスクが一番近いのかな。
カナレ20.3期有報


海外展開に積極的であり、アジアを中心とする新興国で伸びてきています。
将来は海外売上比率を現状の40%弱から80%にまで引き上げたいとのことであり、長期的な成長にも期待できる銘柄だと思います。


現状での配当利回りは3%程度とそれほど高くはありませんが、株主優待を考慮すると2単位6%程度のインカムゲインになります。

【株主優待】
年2回(3月、9月)
100株:お米券3kg
200株〜:クオカード3000円

盤石の財務・収益率にそこそこのインカムゲインも期待できるた、長期投資にはもってこいの銘柄だと言えるでしょう。

PBR1倍割れでの投資を狙いたい!



■追伸
これだけの買い煽り記事を書いておきながら、AKIが購入したのはベルデンのスピーカーケーブルとモガミのRCAケーブル・・・。

キャイーン!

カナレも買います。。。
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