最近、急激に円高が進んでいますね。


円急騰、13年ぶり90円台=主要通貨で円買い−ロンドン外為


■USドル3ヶ月チャート
usd


■ユーロ3ヶ月チャート
eur









欧米がサブプライム問題の直撃を受ける中、影響が比較的少ない日本が買われているのでしょう。


円高によるメリット・デメリットがありますが、トータルで見れば円高はマイナスじゃないかと思います。


理由は日本は輸出国であるからです。

資源を輸入→加工→製品を世界に販売
することで成り立っている国であり、円ベースで高い価格で販売するができなければ、苦しくなることは明白です。


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(続き)

rate




上のグラフは1971年からの円/ドル為替レートです。


1971年に1ドル360円の固定レートから徐々に変動相場制に移行していくわけですが、現在の日本の経済問題は為替レートに集約できると言っても過言ではないのではないでしょうか。


円高によって海外からモノが安く入ってくるようになったために、日本国内の製造業がダメージを受け、工場を中国や東南アジアといった新興国に移すきっかけとなりました。

よく工場の海外移転は高騰した日本国内の人件費が原因と言われますが、私は人件費よりも為替レートの影響の方が遙かに大きいと思っています。
360円と90円では購入価格が4倍も違ってきます。
4倍も違えば人件費なんて大してことない。



工場の海外移転は、雇用の減少と不動産価格の下落をもたらします。

両者とも景気に大きく影響を及ぼすものであることは、日本のバブルやその崩壊、アメリカのサブプライム問題を見ると明らかです。


昔のように円安になれば、日本は世界の工場の座を中国から取り戻すことができるように思います。
海外旅行に行くのは敷居が高くなりますが、国内で繁栄を謳歌できればそれでいいじゃないですか(笑)



これから短期間では円高が進むと思いますが、長い目で見ると日本企業がこの円高に耐えることは難しいので、いずれは神の見えざる手が働くでしょう。

ユーロあたりを今から仕込んでおくのも面白そうですね。
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