1週間前のブログで、「PBR0.5倍割れがあれば狙いたい」と書いた日本ピラー工業が、なんとも簡単にPBR0.5倍割れになっていました。


恐るべしリーマン&AIGショック


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長期チャート的にもいい感じではないかと。



簡単に企業価値の計算をしてみました。
pillar-02












現在の株価であれば、清算価値割れということになります。


最近は清算価値割れの企業は多いですが、そうは言っても清算価値以下で買えるというのは魅力的です。

会社の方も9月末まで自社株買いを実施していますが、この株価であれば既存株主は、株主価値を増大させる万々歳の自社株買いとなるでしょうね。

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(続き)

業績の方は確かに半導体・液晶業界の不振により売上は落ち込んでいます。

しかしながら、1Q決算を見るときちんと黒字を計上していますし、売上も半導体・液晶業界向け以外の部門は上昇しています。

1.MS製品部門(メカニカルシール製品部門)
  15億90百万円(前年同期比1.4%増)
2.GP製品部門(グランドパッキン・ガスケット製品部門)
  12億2百万円(前年同期比7.1%増)
3.PF製品部門(ピラフロン製品部門)←半導体・液晶
  22億62百万円(前年同期比28.4%減)
4.その他部門(不動産賃貸)
  20百万円(前年同期比10.3%減)


半導体・液晶業界が上向いてきた時は面白そうなことになりそうなんですが、他のバリュー投資家さんはどう見るんでしょうか。



この会社の最大の問題は単位数が1000株単位ということです。
1単位購入するのに50万円弱のお金が必要
弱小投資家には厳しい株価です。

狙いたいところなんですが、大減資が響いてまして・・・。


入替候補はジーエフシーくらいですが、この銘柄だけでは全然お金が足りません。
他の株は売りたくないし・・・。

あとは米国株口座に入れてあるお金を回してくるくらいか。
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