アーバンコーポレイション民事再生を発表しました。

曲がりなりにも3月期の決算で過去最高益を出した企業が、たった5ヶ月後には倒産するんですから、不動産不況の荒波にはなんとも驚きを禁じ得ません。

景気は不動産市況に連動するようなので、日本(世界も?)の不景気が本格的に始まりそうです。


それにしても、民事再生のアナウンスと同時に発表された、
(訂正)「2010 年満期転換社債型新株予約権付社債の発行(第三者割当)のお知らせ」の一部訂正及び営業外損失の発生について
はひどいですね。

300億円を調達したと発表してながら、実際には調達できていなかったのですから。

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(続き)

不動産市場は買い手市場になりつつあります。

余力のある企業は絶好の買い場とばかりに意気込んでいますが、

気になるのは賃料が今の水準を維持できるのか?

という素朴な疑問です。


不景気になれば借りる人が減ってくるはずなので、これまで上昇してきた賃料水準が維持できなくなるのではないか、と思うのです。

J−REITはかなり値下がりしていて、投資利回りが結構魅力的になっていますが、賃料が下がると収入が減少して利回りは低下してしまいます。


【東京都23区内の空室率上昇・賃料減少】
なんていうニュースが流れ始めると、不動産投資の絶好の機会なのかもしれません。
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