企業買収で欠かせない話題の1つにのれん代があります。

時価総額と純資産との差額がのれん代です。


日本ではのれん代は期間を定めて償却していくという会計手法が取られています。
私が投資している企業の中ではダイオーズが多額ののれん代を計上しています。

今期予想営業利益1203百万円に対し、のれん代償却額は564百万円となっていますから、利益に対して高比率ののれん代償却となっています。


ところが日本以外の国ではのれん代を償却しないことが主流となっており、国際会計基準も償却はしない方式を採用しています。

そして最近まで知らなかったんですが、会計基準を2011年6月末までに世界で共通化する方針があるそうです。
そうなると、国際会計基準に沿って2011年以降はのれん代償却がなくなることになります。


先の例で示したダイオーズの場合、営業利益は1767百万円となり見かけ上、営業利益が47%もアップすることになります。

本日の終値436円に対し今期予想EPS49円なので、PERは8.9倍くらいですが、利益が50%も増えるとなるとPERは一気に6倍弱まで低下してきます。


個人的には純資産に合わせていく方がしっくりくるものがあるし、いきなり大きな特別損失が来るというのも怖い話です。

しかし、国際会計基準と共通化される2011年までには、のれん代償却が大きく脚光を浴びる時がきそうです。
のれん代償却というグローバルスタンダードから外れた日本株全体に、世界が注目する時がくるかもしれませんね。

スポンサードリンク
(続き)


大きなのれん代に利益が圧迫されている優良銘柄が他にもあれば、ぜひぜひ教えて下さい(笑)
スポンサードリンク