タビオを購入してからファッション流通ブログde業界関心事さんを愛読するようになりました。

ブログの管理人のtakaさんはセミナーの講師も務められるファッションのプロ中のプロの方です。


そんなtakaさんが日本繊維新聞に寄稿されたZARA(ザラ)のビジネス哲学に学ぶには衝撃を受けました。


ZARAは製販一体のアパレルメーカーで、その機動力は凄まじいものがあります。
発注から欧州内であれば24時間以内、日本でも48時間以内に商品が届くというのです。

これなら在庫切れになる心配はまずなく、急な売れ筋にも余裕で対応できます。
ものすごい物流網であると言えるでしょう。


日本でもタビオがこういった物流網を構築していますが、ZARAは世界レベルで構築しているんですから、レベルが違います。


ZARAは年率20%成長をしている高成長企業ですが、この高成長は高度な製造物流能力によるところが大きいと言えるでしょう。



ZARAやタビオの成功を見ると、中国製の安いだけが売り物のメーカーでは苦しくなっていくように思います。
消費者が望むものをリアルタイムで提供できる。
そういった開発製造物流能力を持った会社が大きく発展することができるのではないか。
そんな気がします。



日本屈指のアパレルメーカーであるポイント(2685)は、
ポイントが香港を拠点にグローバルSPAを目指す
ようですが、ZARAのような優れたビジネスモデルを持つことができるのか要注目ですね。
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