ゆきをんさんから、
SHOEIは気になっていますが、「高級ヘルメット」の「高級」の意味が今ひとつ分からなくて、躊躇しています。(つまり、市場規模のこと)
というご質問をいただきました。


「高級ヘルメット」の「高級」の意味ですが、直接的には安全性能及び価格が高いということだと思いますが、個人的には
2輪ロードレースの最高峰「MOTO GP」にヘルメットを供給し、かつその性能を市販製品にも導入しているメーカーが作るヘルメット
だと理解しています。


以前に紹介したSHOEIの分析を再掲しておきます。
SHOEI
SHOEI その2


SHOEIの強み=参入障壁は2つあると考えています。

1つはMOTO GPのライダーによる参入障壁
命を削りながら戦うGPライダーにとって、ヘルメットは命を守る大切な装備です。
ですから、必然的に実績のあるメーカーのものを採用します。
GPライダーが採用することにより、
・商品のブランド価値が出る。
・実戦での実験データが得られることにより、更なる性能アップを図ることができる。
という参入障壁が生まれるものと考えます。

もう1つは市場規模の小ささ。
高級ヘルメットはバイク乗りの中でも、「MOTO GPに憧れてバイクに乗る人」が対象となるため、決して市場規模は大きくありません。
市場規模は販売価格ベースで450億円とのことです。
ただし、この市場規模の小ささは参入障壁になっていると言えます。
苦労して新規参入するには魅力がない市場です。


ちなみに、業界を2分しているライバルメーカーであるアライとの比較を書いておきます。
ヘルメットを購入する際の動機としては、
1.好きなGPライダーが使用している。
2.デザインの好み。
3.着け心地
の3つがあるそうです。
この中で私が注目しているのは3の着け心地です。

世界シェア1位はSHOEIなんですが、こと日本市場に関する限りシェア1位はアライです。私の実感としても、周りにはアライという人の方が多い。
SHOEIとアライは着け心地が全く異なるらしく、日本人にはアライの方がしっくりくるのではないかと想像しています。

ということは、現在の成長市場である東欧やロシアではSHOEIの方が優勢だと想像できます。
将来的には大きな市場になってくると思われるアジア圏では、アライの方が優勢となるかもしれません。
中東と南米はどっちなんでしょうね???

※この辺はあくまで想像です。単純に海外での販売力がSHOEIの方が優れているだけかもしれません。
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