みっちーさんから、
>高配当上位の国際計測器なんかはいいですね。
>1Qが赤字決算で今は買いにくいですが、中間以降の進歩率はチェックしときたいですね。
というコメントをいただきました。
ありがとうございます。

コメントの返信が長くなりそうなので、ブログの方に書かせていただきます。


結論から言いますと、最初に国際計測器を見つけた時は犬踊りをしたんですが、調べてみると納得の株価下落で、がっかりでした。
中間以降の進歩率チェックしておきたいというコメントどおりの状況だと思います。


国際計測器の1Q決算は
      20.3期1Q  19.3期1Q
売  上  1010  1400
営業利益  △196    90
経常利益  △174    58
当期利益  △184    22
と減収減益でした。

この原因ですが決算短信には、
『減収の要因としましては、中国ユーザー向けの出荷分約2億円の売上計上がユーザーの免税申請許可の影響により第2四半期にずれ込んだものが主なものであります。しかし、今期は特に、客先納期が第2四半期に集中しており、概ね予想どおりの進捗状況であります。』
という記述があり、今期の業績には問題ないという会社認識が示されています。


これだけ見ると問題なさそうに見えますが、これを確認したいので決算書を読み進めてみます。


まず貸借対照表の【たな卸資産】を確認します。
20.3期1Q 1765
19.3期1Q 1663
1億円くらい前期より増えていますね。
国際計測器は受注生産の会社だと思うので、たな卸資産の増加は歓迎すべきことでしょう。
しかし、期ズレ2億円分があることを考えるとせいぜい前期並みの状況と言えます。


次に【受注状況】について確認をしてみます。
        20.3期1Q  19.3期1Q
バランシング  2560  2484
シャフト     225   504
そ の 他    261   235
合   計   3047  3224
バランシングマシンはそこそこ好調ですが、シャフト歪自動矯正機の受注が半分に落ち込んでしまっているので、受注は前期より減少しています。
足元は弱含みですね。


さらに、一番重要と考えられる【受注残高】の状況を確認します。
        20.3期1Q  19.3期1Q
バランシング  6507  6042
シャフト     447  1051
そ の 他    328   430
合   計   7283  7524
ここでもシャフト歪自動矯正機の落ち込みが大きく受注残高は減少してしまっています。


会社は今期の予想を売上で+8%、利益で+11%の増収増益を見込んでいますが、現在の状況を確認すると厳しいように思います。

株価はこれを折り込んで下落していると考えられます
業績が拡大傾向になるのであれば、今の株価はお買い得!ということになりますが、現在の状況では購入はちょっと躊躇われるというのが私の判断です。


国際計測器は月次こそありませんが、受注生産の会社なので業績のチェックがしやすく、投資対象としやすいのは投資家からすると大きなメリットですね。
業績好調でも市場に引きずられて下落してしまう銘柄はありますから、そういう時は絶好の投資チャンスと言えるのでしょう。
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