たーちゃんファンドさんにヴァリュー投資家に対する5つの基本的な「そもそも」質問という記事がありましたので、私も考えてみたいと思います。

5つの質問とは、

1 そもそも、ヴァリュー=価値とは何ですか?

2 そもそも、ヴァリュー=価値という実体は存在するものと考えますか。存在するというのであれば、そう考える根拠は?

3 そもそも、ヴァリュー=価値が計量できると考えるその根拠は?

4 そもそも、株価は、短期的にであれ長期的にであれ、最終的にヴァリュー=価値に「収束する」と考えるその根拠は?

5 そもそも、上記のような議論は、実際のヴァリュー投資という行為に対して、どの程度の意味がある(ヴァリュー)と考えますか?



質問に答える前に私のバリュー投資についての基本的な考え方を説明しておきます。
ここは1つ先日登場した株嫌いのY恵ちゃんに特別協力してもらいましょう(笑)
 
AKI「株にはねバリュー投資という投資法があるんだよ。」
Y恵「バリュー投資ってどういうものなの?」
AKI「この間プレゼントしたブルガリのバッグが、あるお店で3万円で売っていたらどうする?」
Y恵「あのバッグって6万円以上してたよね。そんなに安いなら売り切れる前に買っておかないと損だ!」
AKI「バリュー投資はそういう投資法なんだ。」
Y恵「???」
AKI「具体的に言うと、例えば現金を1000万円持っている会社が500万円で買えるとしたらお得じゃない?」
Y恵「500万円で買うと1000万円貰えるわけか。それはお得だね。」
AKI「ブルガリと同じで本来の値段の半分で買えているよね。そういう価値(=バリュー)と値段を考えて買うことをバリュー投資というんだ。」
Y恵「株ってギャンブルじゃなく科学っぽいものなんだね〜。」

AKI「ただ、実際の会社を買うには何十億円以上お金が必要だから、一般庶民には買えない値段だよね。」
Y恵「AKIが何十億円も持っているんだったらお嫁に行くよ(笑)」
AKI「・・・。」
AKI「そこで小分けされた株を買うわけなんだけど、小分けだから会社がお金をいっぱい持っていたとしても、会社のお金を自由に引き出すことはできない。だから儲けるためには小分けされた価格=株価が上がってくれないといけないんだ。」

Y恵「なんだか話が難しくなってきたね。じゃあ、バリュー投資というのをすれば株価は上がるものなの?」
AKI「それがバリュー投資では儲からないんだよ。」
Y恵「それならしないほうがいいじゃん!!科学っぽくても駄目なものなんだね。」

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(続き)

バリュー投資が儲からないと聞いて「えっ?」と思われた人が多いのではないでしょうか。

本当はバリュー投資は長年に渡りインデックスを上回っている投資法だと広く知られています。ですから儲からないというのは嘘です。

でも、私が言いたかったのはこの部分なんです。
いくら理論的に優れていたとしても実戦で儲からないのでは意味がないんです。
ですから、バリューの意義が重要なのではなく、バリュー投資の方が遙かに重要ではないでしょうか?

バリュー投資は過去数十年に渡ってインデックスを上回っている。
これがバリュー投資が存在する根本です。

5つの質問については、たーちゃんさんがお手本のような回答をされていますので、今更私が答える必要はないと思いますが、簡単に答えておきますと、

1 そもそも、ヴァリュー=価値とは何ですか?
バリューとは企業買収をする際の基準となる価格

2 そもそも、ヴァリュー=価値という実体は存在するものと考えますか。存在するというのであれば、そう考える根拠は?
企業買収では明確に実体は存在すると考えます。

3 そもそも、ヴァリュー=価値が計量できると考えるその根拠は?
各種の査定法によりおおよその価値は計量できると考えます。
ただし、不確定要素も多いため正確な計量は困難になります。また、買収元によりシナジーも違ってくるので、それらをどう見積もるかによって価格は変わってくるでしょう。
個人投資家が利用する場合は情報が制限されるため、さらにアバウトなものになってしまうのは仕方のないところです。


4 そもそも、株価は、短期的にであれ長期的にであれ、最終的にヴァリュー=価値に「収束する」と考えるその根拠は?
過去の統計データにより実証されているため。今後もこの傾向が続くという前提条件の上に成り立っているのがバリュー投資だと考えます。

5 そもそも、上記のような議論は、実際のヴァリュー投資という行為に対して、どの程度の意味がある(ヴァリュー)と考えますか?
投資法を頑なに守る精神面の強化として役立つと思います。
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