愛犬こなつの株式投資日記という株式投資のブログがある。
トップページを見ると、いきなり犬の画像が大きく表示される。なんでもこの犬「こなつ」がこのブログを書いているらしい。さらには株式投資もするというのだから、なんともすごい天才犬が登場したものだ。

株式投資に関するブログは数あれど、このような独特なコンセプトを持ったブログは少ない。私は愛犬こなつの株式投資日記は日本屈指のブログではないかと思っているが、その根拠をあげてみたい。


愛犬こなつ・・・で特筆すべき点は、徹底的に犬の目線に拘っているところである。
まずは このブログを読んで欲しい。

一番最初にこなつの写真が掲載されている。これで読者はいきなり犬を意識させられるわけだ。写真を見ることで心が癒されるのもプラス要因である。
そして導入写真後に書かれる投資に関する本文。文中に時折挿入されている「ワン」という言葉がなんとも憎らしい。人間の勝手な思いこみだが、ワンという言葉が入ると、犬らしいと思ってしまうのである。
また、文中によく出てくるご主人様、奥様という言葉。この言葉が入ることで、ブログを書いているのはこなつであると受け取らされてしまう。
テクニック満載のブログであることがよくわかる。


愛犬こなつ・・・では私自身が聞いたこれぞプロ?という話がある。
JAY氏というバリュー投資家が開催したバリュー投資研究交流会in大阪というオフ会の話であるが、愛犬こなつ・・・はJAY氏の協賛サイトとなっていたのでオフ会出席のオファーを出した。ところが、こなつは欠席という残念は返事。しかしこの時の欠席の理由がなんとも素晴らしかった。

こなつ曰く「その日はご主人様と奥様が仕事で忙しいので参加できませんワン。」

犬がブログを書くなんて考えられないことである。ブログを書いて株式投資もする犬がいるのであれば、それだけでテレビ出演の依頼殺到であり、大儲けできる話である。常識的に犬がブログを書いているなんて、誰も思っていないことであるが、それでも愛犬こなつ・・・はあくまで犬が書いていると主張するのである。これぞプロフェッショナルと呼べるだろう。

このプロフェッショナルぶりはブログにも現れており、ブログを見てもご主人様が書いているのか奥様が書いているのか検討がつかないような文章になっている。


また、犬が書くというコンセプトそのものが優れている。
巷には赤ちゃんが書いているというブログもあるが、ではそのブログが10年後も書けるのかというと難しいものがある。簡単な話で今は赤ちゃんでも10年後には小学生になっているからである。小学生が赤ちゃん言葉を使うのは、どう考えても無理があろう。
その点、愛犬こなつ・・・は10年立っても犬は犬だから永続性がある。犬は寿命が短いのが欠点であるが、その点は2代目、3代目と立てていけば、いくらでも永続させることは可能である。赤ちゃんの場合、2代目を立てることが難しいところも問題点である。


愛犬こなつ・・・は先日100万アクセス達成を達成したが、お祝いコメントの多さを見ても読者に愛されていることがよくわかる。
株式投資はリアルマネーが関わる厳しい世界であるだけに、このような癒しのあるブログが人々の支持を得ることは当然のことなのだろう。


愛犬こなつの株式投資日記を株式投資風に言い表すのであれば、同業他社と差別化された優れたビジネスモデルを持っている、と言えるだろう。
ブログであるからビジネスモデルではなくブログモデルというべきものであるが、対抗できるようなブログがまだ現れていないところを見ると、差別化された競争力を維持し続けるブログであろうと思う。

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(続き)

注:愛犬こなつ・・・を誉めたからと言って、私にバックマージンが入るわけではありません(笑)

ウェブ進化論を読んで、評論的なブログを書いてみたくなったので書いてみました。

ウェブ進化論はweb2.0を理解するための良書ですね。
googleってただの検索エンジンだと思っていたのですが、ようやくgoogleの凄さがわかりました(笑)日本ではyahoo!が圧倒的に強いのでわかりにくいんでしょう。
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