オルタナティブ投資入門の要約その5です。これで最後になります。

その1
その2
その3
その4


第8章 ファンド・オブ・ファンズとゲートキーパー


・ファンド・オブ・ファンズの長所
1.ポートフォリオの多様化によるリスク調整後リターンの向上
2.ファンド選定・デューデリジェンス・投資後モニタリングをアウトソースできる。
3.クローズ済の優良ファンドにも投資できる。
4.少額でファンドの分散投資できる。

・ファンド・オブ・ファンズの短所
1.透明性のなさ。
2.流動性(解約条件)のなさ。

・ファンド・オブ・ファンズのリスク分散効果
1.シングルファンドの数
2.個々のシングルファンドのボラティリティ
3.個々のシングルファンド間のコリレーション(相関性)
7銘柄以上への分散投資はそれほどリスク分散に寄与しない。ボラティリティとコリレーションの方が、リスク分散には重要となってくる。

・ファンド・オブ・ファンズの留意点
1.暴落局面では、投資戦略の間のコリレーションが高くなる傾向にある。
2.見えないコストがかかる。Aファンド投資成績+20%、Bファンド投資成績−20%のFOFの投資成績は0であるが、Aファンドは+20%であるため、成功報酬を取られるため、FOFの損益はマイナスになってしまう。
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