極東証券19.3期の1Q決算を発表しました。


結論から言うと、減益ということでがっかりした方も多いのではないでしょうか?
私もブログで推奨してきましたが、申し訳なく思っております。

営業収益:2656(2431)
営業利益:1148(958)
経常利益:1303(1278)
当期利益:541(715)
( )は前期1Q

売上(営業収益)や経常利益はともに増収増益でしたが、当期利益が減益となってしまいました。
P/Lを見ると、税引前当期純利益より法人税等調整額、少数株主利益が余分に引かれているため、減益となってしまっています。
これら2つの科目を調べてみたのですが、よくわかりませんでした。法人税等調整額は四半期によってプラスになったりマイナスになったりしています。詳しい方がいれば教えて頂けると嬉しいです。


売上の内訳を見ていきます。
kyokutou-19.3-1Q







株式手数料は思ったより堅調だったようで、18%の伸びを示しています。なんだかんだ言っても、まだまだ株式市場に資金は留まっているということなんでしょう。
意外だったのが、債券のトレーディング損益が大幅減収だったこと。株式手数料の低下を債券トレーディング損益が補うというシナリオを描いていたんですが、全くの大外れとなってしまいました。

今1Qの特徴はREITや不動産ファンドの売上が多いことで、売上の45%を占めています。REIT2本の上場支援やその販売を行ったことや、不動産投資子会社が業績に寄与し始めたことが大きいです。


債券トレーディング損益が少なかったと書きましたが、これはREITの販売に注力したためなのではないかと想像しています。
前期でも、債券トレーディング損益が低迷した四半期がありましたが、これは営業マンが株式売買の注文に追われてしまい、債券の販売活動が出来なかったことに原因があります。
少ない人員で運営しているため、営業力の限界が低い証券会社であると思います。反対に少ない人員で運営しているから、数年前の相場低迷期でも赤字にならずにすんだということはあるのでしょう。


結論としては、当期純利益以外はまずまずの好決算であったと思います。
証券会社なのに株式の売買手数料やトレーディング損益への依存率が30%を切っているという、なんとも珍しい証券会社です。
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