オルタナティブ投資入門の要約その4です。

その1
その2
その3


第7章 ヘッジファンド投資の実践

・ヘッジファンドのリスク
運用リスクとビジネスリスク(管理体制)の2つがある。過去に破綻したヘッジファンドはビジネスリスクが大半を占めている。

・ヘッジファンドの課題
流動性:投資家にとっての換金性。いつでも換金できるわけではない。
透明性:リターンの源泉となる情報を隠す傾向にある。最近は情報開示が進みつつある。
コスト:伝統的ファンドとくらべて投資コストが高い。成功報酬制に特徴がある。
キャパシティ:多大な資金の流入により、運用戦略とα(付加価値)が急速に飽和し、リターンをあげることが困難になってくる運用キャパシティの問題がある。

・ヘッジファンドの報酬体系
管理報酬:預かり資産の1〜1.5%程度
成功報酬:運用成果に対する報酬。利益の10〜20%が徴収される。ファンドの預かり資産残高が過去の最高預かり資産残高を超過した場合に徴収される場合が主流。

・ヘッジファンド分析の手法
NAV(預かり資産残高)、標準偏差、シャープ・レシオ、ソルチノ・レシオ、スターリング・レシオ、ドローダウンなどがある。

・ヘッジファンドインデックスの留意点
ヘッジファンドは秘匿性が高いため、完全な統計データは存在しない。ヘッジファンドインデックスは多数あり、それぞれ情報会社が独自に算出したインデックスである。

・ヘッジファンドのリスクリターン
2001




2002




ヘッジファンドへの機関投資家が進むにつれて、リターン及びリスクは低下傾向にある。特にリスクの低下が著しい。

・ヘッジファンド投資のプロセス
定量スクリーニング→定量分析→定性分析→デュー・デリジェンスを経て投資される。ヘッジファンド投資とはファンドマネジャーに投資をすること。

・ヘッジファンドインデックス投資
ヘッジファンドインデックス投資は、インデックス構成ファンドがクローズしていることが多く投資実現性が用意でないが、投資家からのニーズの高まりにより、ヘッジファンドのインデックス投資も始まっている。
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