オススメの投資本で株式投資の未来という本を以前紹介しました。


本の中に、1957年〜2003年の投資リターン20傑が掲載されています。
        リターン EPS成長率 平均PER 配当利回り
トップ20平均 15.26%    9.70%    19.17   3.40%
S&P500  10.85%    6.08%    17.45   3.27%

この表を見ると、儲かる企業の条件というのは、
・市場平均を上回る成長力を持つ。
・市場平均を上回るPERを持つ。
・市場平均を上回る配当利回りを持つ。

という条件が浮かび上がってきます。

これを分析すると、
PERが高いにも関わらず高い配当利回りを出せるということは、配当性向がより高いということになりますね。
高い配当性向でも問題ないキャッシュフローの潤沢さを持つ会社が良いということなんでしょう。

また、パフォーマンスに一番影響を与えるものは、やはりEPS成長率です。成長力がないと儲からないと言うことです。


この成長力ですが、配当にも大きく影響してくると思われます。

■EPS=100で毎年一定の会社(配当性向30%)
1年目配当:30、2年目配当:30、3年目配当:30
■EPS=100で年率10%EPSが成長する会社(配当性向30%)
1年目配当:30、2年目配当:33、3年目配当:36

成長力があると複利の効果で配当がどんどん増えていきます。
インカムに期待して永久保有する場合でも、成長力があるとないとではパフォーマンスには大きな差が生じてきます。


私が保有している共同ピーアールという会社は、そこそこ配当利回りが高く実績で1.6%程度の利回りがあります。一方、ベルックスという会社の配当利回りは2%と共同ピーアールより高配当。
配当だけ見ればベルックスが良いですが、成長力を見ると共同ピーアールは年率10%程度の成長が期待できますが、ベルックスは成長が見込めそうにない会社です。

ベルックスは豊富な資産を持つ会社なので、資産バリュー株としての魅力はありますが、インカムに期待して投資をするのであれば、やはり成長力も考慮に入れて投資をする必要はあるかと思います。

配当性向が10%で配当利回りが0.5%のフージャースはインカムに期待して購入なんてできそうにない銘柄ですが、3年前にフージャースを700万円買ったokenzumoさんは推定年90万円の配当を貰っています。投資元本に対する利回りはなんと12%。フージャースは高い成長力を維持しているので、今後も利回りは増えていくことが期待できます。


インカムを目的とした投資では、財務の健全性を気にする人が多いですが、キャピタル狙いであろうがインカム狙いであろうが、企業の成長力も同じくくらい大切なものだと個人的には思っています。

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