週末起業
著者:藤井 孝一
出版社:筑摩書房/価格:¥714
オススメ度:★★(最高は★★★)


「今きみは起業すべきだ−会社を辞めずにね。」
というキャッチコピーに釣られて、思わず購入してしまいました。
価格も714円とお手頃です。


週末起業とは、平日はサラリーマンをしているが、自由な時間がある週末は起業してお金を稼ごうというものです。

起業というのはリスクを伴うものですが、そのリスクを減らす為にサラリーマンとして働くことは続けながら、起業するという方法を紹介してくれる本です。

右肩上がりの成長は終わり終身雇用制が崩壊した現在は、昔のように会社にしがみついておけばなんとかなったという時代ではありません。公務員ですらリストラされる時代になってきつつあります。これからの少子高齢化社会を考えると、この傾向はどんどん強まってくるでしょう。

そういう環境ですから、仕事を複数持つということは生活のリスク管理の上でも価値のあることでしょう。

さて、週末起業と副業の違いについて説明します。
本業以外にアルバイトなどの副業をしている人もいるかと思いますが、副業は時間の切り売りのすぎません。時間×お金=収入ですから、本業のあるサラリーマンがアルバイトをしても大して稼げません。
また、一般にアルバイトというのは自分でやっても割に合わないからアルバイトに頼むのです。そんなものが儲かるはずないんですよね。

一方の週末起業は、時間の制約はあるものの自分が主役の起業です。アルバイトと違い、時間×お金の「お金」の部分の上限が遙かに高いため、効率良く稼ぐことができます。また、インターネットの普及などにより、コストをかけることなく起業することが出来るようになっています。ローリスクハイリターンが狙える環境が揃っているんですね。


週末起業をする上でテーマ決めが最初の問題です。
どんなビジネスで起業するのか?
これが決まらないことには話になりません。
テーマを決める上で大切なことは、
1.「やりたいこと」をビジネスにする。
2.「できること」でお金を稼ぐ。
3.「時流に乗っている」ことが大切

の3点を注意事項として著者はあげています。

・やりたいこと=好きなことでなければ長続きしないということです。
自由時間である週末を利用して起業するんですから、自分自身が楽しくないと続くはずありません。
・やりたいことがあっても、自分ができなければどうしようもありません。下手の横好きという言葉もありますから、「自分は得意だが、他の人にはできない」ことを見つける必要があります。
・世の中の流れに沿っていなければ、起業は苦労することになります。限られた時間しかありませんから、逆風ではなく追い風の環境でビジネスを展開できる方が楽です。

やりたいこと→できること→時流に乗っている、という順にスクリーニングを行って、週末起業のテーマを決めることが大事です。

本書には週末起業家が知っておくべき税金の基礎知識ビジネス展開などのコツなども書かれています。


この紹介文を読んで週末起業に興味を持った方がいらっしゃるのであれば、ぜひ一読してみることをオススメします。

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(続き)

本を読んで、もし私が週末起業するのであればどうすればいいのかを考えてみたいと思います。

「やりたいこと」:投資関連
「できること」:情報発信
「時流に乗っている」:貯蓄から投資に時代は流れている。
という感じになるでしょうか。
投資関連のビジネスはいろいろありますが、現在できることは情報発信しかなさそうです。

投資関連のビジネスは、コストが低いので参入障壁が低く、数多くの個人投資家も始めています。競争は激しいビジネスですね。
その中でどうやって顧客の支持を得てオンリーワンのビジネスを展開するのか?
これが起業上の課題です。


将来の起業としては、私は田舎に住んでいるので、反対にこれを利用したビジネスをすれば良いのかなと思っています。

ネット社会とは言っても、田舎は情報格差が大きいです。
オフショアバンクや海外のヘッジファンドを買いたいと思ってもサポートしてくれるところなんてありません。
都会の投資会社などとの情報仲介ビジネスなんて面白そうだと思っています。

具体的には、ブログにも何度か書いたことがあるAKIアセットマネジメントです。
アセットマネジメントというと投資信託の運用会社というイメージを持ちますが、英語を直訳すると、
アセット=資産・財産
マネジメント=管理する
という意味になります。

個人の視点に立った資産・財産を管理する会社を作りたいなぁという夢があります。
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