AKI成長株ファンドの2月次運用成績報告です。

当ファンドの2月の運用成績は前月比−7.6%。TOPIX:−2.9%であり、TOPIXを下回る運用成績となりました。

年初来成績はファンド:−10.6%、TOPIX:+0.6%であり、2006年は厳しい船出となっております。

ファンド設定来の通算成績は+123.7%、TOPIX:+56.8%となっております。


2006年1月のライブドア事件以降、当ファンドは厳しい運用成績となっております。新興市場に対する投資家の目は厳しく、TOPIXや日経平均銘柄といった大型株は比較的安定していますが、新興市場は軒並み大きく売られています。
特に、当ファンドが主力としている不動産流動化銘柄及び不動産銘柄の下落は厳しく、ファンドの運用成績を大きく悪化させている要因になっております。

しかしながら、市場の上下は当ファンドが組み入れている不動産流動化銘柄及び不動産銘柄のファンダメンタルには一切関係はなく、高い成長力を持っております。
3年後を見据えたとき、今の株価は十分に割安であると考えており、株価に一喜一憂することなく、じっくり腰を落ち着かせた投資をして参ります。

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■信用買い
 テイクアンドギヴ・ニーズ 1株 購入価格208,000円(無期限信用)

■現物買い
 フージャースコーポレーション 1株 購入価格435,000円 


2月はテイクアンドギヴ・ニーズを新規組み入れ、フージャースコーポレーションの買い増しを行いました。

T&Gについては業績の好調さと、同業他社に対する強さを評価し、再度組み入れました。
ただし株価も相当程度上昇しており、割安感はないことから最低単位の組み入れにとどめております。

フージャースについては、2月下旬の暴落局面で割安な水準まで売られたことから、20万円増資を行い急遽買い増しました。
バーゲンセール状態であり、非常にバリューな買い物ができたと思っております。


キャッシュポジションは0.6%とほとんど0に近い状況です。
暴落により絶好の買い場局面があったにも関わらず、
キャッシュがないため思うような買い増しが出来ませんでした。
暴落局面に買い増すことが投資成績を大きく左右するため、
今後は積極的な貯蓄により、暴落局面を逃さない投資を心がけたいと考えております。
詳細は投資と節約参照

また、信用取引を用いてリバレッジ投資を行っているため、暴落時に備えたリスク管理も重要です。
今後もリスク管理を適切に行い、ベストな運用成績を引き出せるよう努力しておく所存です。

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