コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンが、清涼飲料の販売価格を引き下げています。

引き下げたのは、コカ・コーラグループの「コカ・コーラ」、キリンビバレッジの「午後の紅茶ストレートティー」、伊藤園の「おーいお茶」などいずれも売れ筋の主力7品目。

記事によると、
当面、仕入れ価格を変えない方針だが、コカ・コーラの五百ミリリットルをはじめ多くの品目でトップシェアを握っている。圧倒的な購買力を背景に取引先への値下げ要請を強めそうだ。
とあります。

コカ・コーラと言えばバフェットが保有している消費者独占型企業の代名詞的な企業。
消費者から圧倒的な支持受け「値引きしなくても売れる」商品を持ちます。

セブンイレブンも小売業としては強い購買力を持ちますが、果たしてコカ・コーラの消費者独占力をうち破ることが出来るのでしょうか?


コカ・コーラ側から見ると、セブンイレブンに値引きをしてしまうと、その他のあらゆる販売店から値引き要求が強まる可能性があります。
こうなってしまうとジリ貧になってしまいますから、これは避けたいところでしょう。

セブン&アイ・ホールディングスから、値引きしないのであれば、今後一切の取引はしません、と言われた場合、それでも拒否できるのか?
私が社長なら拒否するかな。

反対にセブン&アイ・ホールディングスは、
どんなことがあっても値引きはしませんと言われた時に、取引禁止の措置を取れるのか?
私は紅茶花伝が好きなので、紅茶花伝のないコンビニには行かないなぁ。


コカ・コーラのないコンビニに行くのか?という消費者の選択が、この勝負を決めるんだと思います。
皆さんはどうでしょうか?
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