【はっしゃん】のスロートレードさんが、【はっしゃん】よくわかる食品スーパー業界という銘柄比較を掲載してくれています。

こういうのを調べるのは手間がかかるものですから、掲載してもらえるのはありがたい限りですね。

はっしゃんさんの分析結果としては、
A評価が大黒天物産
B評価がオオゼキ
ヤオコーとMV東海(ヤオハン)がC評価
です。

私は大黒天物産との比較ではオオゼキを取り上げていますが、これはオオゼキの業績がずば抜けて良いからです。オオゼキはバリュー投資家の間では有名ですから。
オオゼキと比較して遜色ないのであれば、業界トップクラスと見て間違いありません。
なので、たくさんの同業他社比較はしなかったんですが、表を見る限りやはりという結果ですね。

大黒天物産は業界屈指の収益性と高い成長力をもった銘柄だと確認できますが、割安性という視点から見ると、ちょっと投資をしにくいレベルではあります。
オオゼキ:PER14.2倍
大黒天物産:PER22.5倍
この差は結構大きいです。

投資をする上では利回り10%(=PER10倍)という数字は1つの基準となります。また、スーパー業界は市場での評価が低いこともあり、業界自体でもPER10倍が1つの目安になります。
大黒天のPERは、年率33%成長で3年後にPER10倍という数字になります。
3年後までの成長を織り込んでしまった株価と判断できます。
3年後を織り込んでしまっては割高感は否めません。

私がもう少し値下がりして欲しいなぁと、常々書いている理由はこういう理由からです。
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