T&Gが経営の多角化を図るべく第一歩を踏み出しました。
日本人向けに海外ウエディングを提供しているグッドラック・コーポレーションの株式を33.3%保有。持分法適用会社になります。

グッドラック・コーポレーションはT&Gの創業者(No.3)であった堀田氏が社長の会社です。
昨日紹介した野尻社長の著書にもこの会社は出てきます。
著書の中で堀田氏曰く「今度戻ることがあったらそのときは、T&Gグループの一企業としてやらせてください」とあるのですが、このくだりは今回の件の伏線だったのかもしれません。

ちなみに創業者(No.2)だった中川氏は葬儀社であるアーバンフューネスコーポレーションを立ち上げています。
アーバンフューネスは未上場ですが、サプライズを売りにする葬儀社で有望な会社だと思います。個人投資家で150倍のパフォーマンスをあげている大膨張さんもこの会社には注目しているようです。IPOが楽しみな会社です。

話をグッドラック・コーポレーションに戻すと、この会社はアーバンコーポレイションの不動産流動化事業とも手を結んでいます。T&G流の手法を真似たんだと思いますが、不動産流動化銘柄で有名なアーバンコーポレイションが手を結ぶくらいですから、それなりに実力のある会社ということなんでしょう。

それにしても、T&Gはたった500万円で株式の33.3%を取得しています。今期予想:売上11億円、経常利益8000万円の会社を500万円で手に入れるとはめちゃめちゃお買い得ですよね。
赤字会社を何十億円も出して購入するモックとは大違いです。

T&Gは全国に店舗を展開していますから、強力な販売網を持ちます。この販売網を生かすことが出来ますから、シナジー効果は大きいでしょう。
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