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ライブドアから「戦争」について思うことは?というお題が出ていたので、考えてみたいと思います。
戦争はおそらく世界中のほとんどの人が憎んでいるものでしょう。
誰だってしてはいけないこと!というのは理解しています。
しかし、「人類の歴史=戦争の歴史」と言えるくらい長く続いており、現在においても撲滅することはできません。
おそらくこれからも撲滅されることはないでしょう。
皆さんは北朝鮮についてどう思っていますか?
「あんなはた迷惑な国、なくなってしまえばいいのに。」
そんな風に考えている人はいませんか?
侵略放棄を宣言し平和を愛する日本人であっても、これくらいのことは思ってしまうのです。
私たちの日々の生活から喧嘩がなくならない限り、戦争もなくなることはないのではないかと思います。
戦争の撲滅が世界中の悲願であっても、戦争がなくならない限り戦争に対する備えは必要です。
理想と現実は違うことも認識しなければなりません。
では現実を見るとは何か?
私の考える現実とは、相手に喧嘩を売られない、戦争をしようと思わせさせない状況を作ることです。
あいつに喧嘩を売っても勝てそうにないなぁ。
相手にそう思わせさせれば、少なくとも日本が侵略を受けるという事態は招きません。
「勝てそうにない。」というのがポイントで、相手に勝てなくとも「負けなければいい」のです。
有名な孫子の兵法に次の1節があります。
『十なれば、則(すなわ)ちこれを囲み、五なれば、則ちこれを攻め、倍すれば、則ちこれを分かち、敵すれば、則ちよくこれと戦い、少なければ、則ちこれを逃れ若(し)からざれば、則ちこれを避く』
意味としては(自分の兵力が相手の)10倍あれば囲み、5倍なら攻撃をし、2倍なら分断して、互角なら頑張って戦い、劣勢だと見たら退却し、勝ち目がないほど差があれば戦うな」
となります。
彼我の差が2倍以上ある時は優位に戦いを進めることができるんですね。
ということは、相手の軍事力が100であれば、日本は50以上の軍事力は少なくとも持っておかねばなりません。
(※実際には日米同盟が機能すれば、相手より優勢になるはずですが。)
侵略する意志のない日本に100以上の軍事力は不要ですが、少なすぎる軍事力は戦争を誘発する可能性がある。
そのことは肝に銘じておかなければならないと私は思います。
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