『さわかみファンド』を運用する澤上さんは、日本の長期投資の第一人者と言ってもいい人だと思います。
このブログを見ている人の中にも、澤上ファンの方がいらっしゃるんでしょう。
ファンドは700億円規模に成長しています。

さわかみファンドは、
経済の大きなうねりをとらえて先取り投資することを運用の基本とし、その時点でもっとも割安と考えられる投資対象に資産を集中配分します。そのなかでも市場価値が割安と考えられる銘柄に選別投資し、割安が解消するまで持続保有する「バイ・アンド・ホールド型」の長期投資を基本とします。
という運用スタイルです。

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さて、さわかみファンドの運用成績ですが、実は日経平均とほぼ連動しているんです。
去年4月の相場底打ちから5月高値の推移を見ると
さわかみ:8000→13100(+63%
日経平均:7600→12200(+60%
とわずか3%上回っているに過ぎません。

さわかみファンドは信託報酬として、年1.05%を取られますから、実質2%程度のアウトパフォームにすぎません。
不確定な3%のアウトパフォームと、確実に取られる1%の手数料。これなら日経平均ETFでも買って持っておく方がましだと思いませんか?

さわかみファンドがインデックスと同じ値動きをする理由は誰でもわかります。
組入銘柄は実に287銘柄にも及びます。日経平均は225銘柄ですから、それより多い組入数です。
こんなに組み入れてしまっては運用スタイルにうたう選別投資をしているとはとても思えません。
ベストと思える投資対象が287銘柄もあるなんてどう考えてもありえないです。

組み入れ1位の住友金属工業でさえ比率は1.05%です。ちょうど信託報酬と同じ(笑)
私も組み入れ比率1%の銘柄としてライブドアがあります。このライブドア、1日で18%も上がった日がありますが、総額ベースでみると全然影響がないんです。株価100万円台のT&G1株が1万円下がれば、それで収支はマイナスになります。1%というのはその程度の力しかありません。

日米を代表する長期投資家、バフェットと澤上の違いはここにあります。
集中か分散か
バフェットは集中で成功しましたが、澤上さんは分散で成功できるのでしょうか。

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