投資指標として、私はPERとROEを重視しています。
ROEを重視するのはバフェットの銘柄選択術を読んで、最もと思ったからです。
PERは割安度の目安として見ています。

投資指標には他にPBRという指標がありますが、私はこれを重視していません。
成長株にとって資産なんてどうでもいいですし、資産を見てしまうとネット関連株のような資産で商売をしない業種は買えなくなってしまいます。
それに会社の存在意義は利益を出す事であって、資産を築く事ではないと思っています。

前述のバフェットの銘柄選択術に投資指標一覧表があるんですが、今日それを見ていてふと思ったことがあります。
PER×ROE=PBR
なのではないかと。

PER=株価/(税引利益/発行済株式数)
ROE=税引利益/株主資本
PBR=株価/(株主資本/発行済株式数)

分子分母に発行済株式数かけて
PER=(株価×発行済株式数)/税引利益
PBR=(株価×発行済株式数)/株主資本

PER×ROE=【(株価×発行済株式数)/税引利益】×(税引利益/株主資本)=(株価×発行済株式数)/株主資本
となりPER×ROE=PBRが成り立ちます。

PERとROEを見ることでPBRも見ている事になっていたとは気付いていませんでした。
PBRは1以下がいいと言われていますが、高ROEの銘柄であればPBRは高めに出てしまいますから、単純に低PBR銘柄がいいという訳でもなさそうです。
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