最近、ほんの少しですけど小金が貯まってきました。
日本株を買うには資金量不足なんですけど、中国株なら1単位の値段が安いので買えるんですよね。
なので、中国株デビューでもしようかとちょっと考え始めてます。

で、買うとなったらどの銘柄を買うかになるんですが、中国株は馴染みがないだけにピンときませんよね。
中国株関連の書籍はたまに購入したり、本屋での立ち読みはしょっちゅうしてる(笑)んですが、どの本でも同じような銘柄を推奨しています。
思うに、日本から中国株に投資するには情報が少なすぎるんですよね。
書籍に頼るしかない、というのはかなり危険です。

ちまたに溢れている推奨銘柄というのは、きっと日本でいうトヨタやソニー、セブンイレブンのような代表的な企業ばかりなんじゃないかと。
中国のT&Gやフージャースには投資できないように思います。

大企業への投資なのであれば、成長力が乏しい分だけ利益は少なくなるはずです。ファンダメンタルを利用した投資が出来ないのであれば、割安銘柄の機械的スクリーニング投資法あたりがいいんじゃないか、と思いました。

中国株への投資というのは、絶対条件として個別銘柄への期待よりも、中国という国自体の成長性に期待して買っているところがあります。
そうなのであれば、ETFへの投資もアリなんじゃないかと思います。

ハンセンH株指数構成銘柄を見ると、名前を聞いたことある企業ばかりでした。日本ではこういう主力銘柄が買い推奨されている訳です。
私のように書籍からの情報に頼ると大型株に必ずあたるようです。
そこで、日本の個人投資家はどんな銘柄を購入しているのかチェックしてみる事にしました。
調査対象としまして、中国株個人投資家HPとして有名な「打倒!金持ち父さん」様とその相互リンク先様の計16人を調査してみました。

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調査した結果、16人が保有していた銘柄の総数は136銘柄
そのうち、
ハンセンH株指数構成銘柄:65銘柄
それ以外の銘柄:71銘柄
ハンセンH株指数構成銘柄比率:48%

という結果でした。

人気銘柄TOP5は
1位:中国石油(63%)
2位:浙江高速道路(50%)
3位:駿威汽車(38%)
   江蘇高速道路(38%)
5位:華能国際電力(31%)

バフェット銘柄である中国石油の人気は抜群のようです。
高速道路銘柄の人気の高さも伺えます。
駿威汽車は日本のホンダの子会社だけに、人気は高いようです。

ハンセンH株指数構成銘柄は38銘柄しかありませんが、そのたった38銘柄に約半分を投資しているようです。
日本株でも有名大手銘柄の人気は高いですが、中国株の場合はそれ以外にやはり小さな企業の情報量が絶対的に少ない面は否定できず、投資したくても出来ない事情が垣間見えます。
投資状況調査を見た限りでは、どうせ有名な大手企業への投資が中心になってしまいますから、個別銘柄投資のリスク(中国株は決算書でさえ信用出来ませんから・・・)を背負うよりも、ETFを買って投資する方がリスクとリターンのバランスとして優れているように感じました。

というわけで、中国株投資のスタートはETFから始めよう!と決めました。

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